カジュアル衣料/7月既存店ユニクロ8.1%増など夏物・機能性素材好調

2024年08月22日 14:43 / 月次

カジュアル衣料4社の7月度の営業概況によると、既存店売上はユニクロ8.1%増、しまむら1.1%増、西松屋2.9%増、ハニーズ4.4%増となった。

<7月実績>

社名 既存店売上高前年同月比 全店売上高前年同月比
ユニクロ 8.1%増 9.6%増
しまむら 1.1%増 1.2%増
西松屋 2.9%増 5.2%増
ハニーズ 4.4%増 4.7%増

■国内ユニクロ事業(2023年8月期:売上高8904億円)
既存店(714店)+Eコマースの売上高は8.1%増、客数1.1%増、客単価6.8%増
直営店(788店)+Eコマースの売上高は9.6%増、客数2.4%増、客単価7.0%増
出退店は、出店1店、退店1店だった。

7月は、気温が高く推移し、夏物商品の販売が好調だったことに加え、新商品の販売が好調で、既存店売上高は増収となった。

■しまむら事業(2023年2月期:売上高6161億円)
既存店売上は1.1%増
全店売上1.2%増、客数0.8%減、客単価2.1%増
出店2、退店1で、月末店舗数1417店

7月度は、アウター衣料や肌着、服飾雑貨が売上を伸ばし、昨年売上を上回った。婦人アウター衣料では、Joint Development Brandの「SEASON REASON」の天然素材を使用したブラウスやパンツ、ワンピースが売上をけん引した。肌着では、「超COOL」のインナーを新規で展開し売上を伸ばした。服飾雑貨では、サンダルや暑さ対策関連商品が高消化した。

■西松屋チェーン(2023年2月期:売上高1695億円)
既存店売上高2.9%増、客数0.7%減、客単価3.6%増
全店売上5.2%増、客数2.1%増、客単価3.0%増
出店4店、退店3店で、月末店舗数は1122店舗

7月は、気温の上昇に伴い、夏物衣料の売上高が伸長した。加えて、育児・服飾雑貨の売上高が好調に推移した。

■ハニーズ(2023年5月期:売上高548億円)
既存店売上高4.4%増、客数10.4%減、客単価16.4%増
全店売上高4.7%増、客数10.0%減、客単価16.4%増
出店0、退店0、月末店舗数873店

7月は、機能性素材を使用したトップスやボトムスの販売が好調だった。また、Tシャツ、ブラウスの動きも良かったことで、既存店売上は前年を上回った。カットソー、ブラウス、パンツが売れ筋となった。

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