企業の気候変動対策/SDGs・投資判断基準「TCFD」解説10月15日無料WEB開催
2020年09月30日 15:20 / セミナー
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アイ・グリッド・ソリューションズ、VPP Japanは10月15日、オンラインセミナー『SDGsにも通じる重要ワード「TCFD」とは?~気候変動を「機会」と捉える経営戦略~』を開催する。
SDGs(持続可能な開発目標)という言葉は耳にする機会が増えている。SDGsを象徴するカラフルな17色のリング型バッヂをつけている人もよく見かけるようになった。
経済、社会、地球環境の3つのバランスが保たれた持続可能な社会の実現に向けさまざまな企業で取り組みが始まっているが、昨今注目されているのがSDGsに通じる重要ワードが「TCFD」だ。
「TCFD」とは企業の気候変動に対する情報開示、経営戦略などを検討する「気候関連財務情報開示タスクフォース」という国際的イニシアティブのことで、TCFDが公表した最終報告書に対する賛同企業数では、日本が世界第1位となっている。
今後「企業が気候変動に関してどのような想定/対策をおこなっているのか」という経営戦略は、顧客や投資家、金融機関などが企業の業績を分析し投資判断をするための重要な基準になりつつあるという。
たとえば、小売業界では、気候変動によるリスクとして原材料の高騰や廃棄ロスなどの問題、物流業界は、輸送に伴うCO2排出、梱包資材の廃棄などの問題があげられる。
気候変動を含む環境に関連し想定されるシナリオ分析を行い、気候変動による「リスク」の把握、対策の情報開示や「機会」ととらえた経営戦略を立案する企業姿勢が求められている。
今回のセミナーでは、SDGsに通じる重要ワードである「TCFD」ついて、東京海上日動火災保険の長村政明氏、三菱総合研究所の山口建一郎氏が解説する。
■開催概要
開催日程:10月15日(木)13:00~14:45
開催方法:オンライン(zoomウェビナー)
※参加者には、開催が近くなったら参加方法および参加URLを送付。
※12:50より入室が可能。
参加費:無料
主催:アイ・グリッド・ソリューションズ、VPP Japan
■詳細・申込はこちら
http://go.igrid.co.jp/seminar/20201015
■講師
長村政明氏
<長村政明氏>
東京海上日動火災保険
フェロー/経営企画部 専門部長 国際機関対応
東京海上において、災害リスク、気候変動、サステナビリティ問題に関する様々な国際的なイニシアティブとの渉外を担当。2011年8月から2018年3月までCSR室長。2016年1月から2017年7月まで、金融安定理事会 気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)のメンバー。日本のTCFDコンソーシアムの企画委員として、日本のビジネス部門におけるTCFD提言の実施に継続的に関与。
山口建一郎氏
<山口建一郎氏>
三菱総合研究所
環境・エネルギー事業本部 主席研究員
京都大学大学院理学研究科修了。同年、三菱総合研究所入社。気候変動対策分野を専門とする。
国内外の気候変動対策動向調査/CDM、二国間クレジット制度(JCM)の制度設計、案件開発、算定手法の開発/国内制度設計支援(カーボンプライシング、フロン対策、再エネ導入)/民間企業の対策検討支援、TCFDコンソーシアム
■問い合わせ先
VPP Japan セミナー運営事務局
TEL:03-3230-1280(受付時間:平日9~17時)
MAIL:vpp_seminar@igrid.co.jp
http://go.igrid.co.jp/seminar/20201015
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