フロンティア不動産投資法人は1月25日、資産運用会社の三井不動産フロンティアリートマネジメントが同日、那覇市の「コジマ×ビックカメラ那覇店」を取得したと発表した。
取得価格は、約18億5000万円。うちわけは土地14億400万円、建物4億4500万円。
店舗は、沖縄県の県庁所在地である那覇市に所在し、沖縄本島を南北で繋ぐ国道58号線と東西を結ぶ環状2号線の結節点である安謝交差点に面して視認性とアクセス性に優れており、ロードサイド型の商業施設として優れた立地にある。
沖縄県は人口増加傾向にありマーケットについても将来性が見込まれる。物件の商圏人口は3㎞圏14万8000人、5㎞圏35万4000人と優良なマーケットボリュームを有する。
「コジマNEW那覇店」として2006年に沖縄エリア第1号店としてオープンし、2014年6月に賃借人のコジマがリニューアルを実施し、「コジマ×ビックカメラ那覇店」としてリニューアルオープンした。
沖縄県内におけるコジマの店舗の中で最大となる店舗面積4000m2を有し、地元密着・体験提案型をテーマとした売場作りを行っており、店舗内にはApple公認ショップも展開する。
4階を物流・倉庫スペースとして利用し、沖縄本島内と離島への配送拠点として沖縄エリアにおけるコジマの拠点的な位置付けも担っている。
投資法人は、商業施設の運営管理に関して本資産運用会社の親会社である三井不動産のノウハウを活用することを目的として、三井不動産との間でSCマネジメント基本契約書を締結している。
基本契約書の定めに基づき、今回取得資産についての詳細な業務内容等(プロパティマネジメント業務を含む)を定めたSCマネジメント契約を締結する。
店舗概要
所在地:沖縄県那覇市字安謝山後原664-5、664-9
敷地面積:6161.29m2
延床面積:7301.89m2
店舗面積:4000m2
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