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横浜市/みなとみらい新港地区客船ターミナル、商業施設など2019年春共用

2017年10月04日 17:20 / 店舗

横浜市は10月4日、みなとみらい21新港地区における「新港地区客船ターミナル(仮称)」の事業予定者を決定した。

<イメージパース>
イメージパース

ターミナルには、CIQ(税関・出入国審査・検疫)施設とサービス・商業施設を整備する。

民間の資金やノウハウを積極的に活用するため、公民連携事業による事業提案方式による公募を実施し、「(仮称)Yokohama Pier9」からの提案を選考し、決定した。

(仮称)Yokohama Pier9と定期借地契約を締結し、客船ターミナル施設全体を整備し、横浜市はCIQ施設部分の床を賃借した上で、管理運営を行う。

施設は、地上5階建て、延床約2.8万m2に、CIQ施設を1階(約4200m2)に設け、商業施設を1~2階(約4800m2)、ホテルを3~5階(約9400m2)に配置する。2018年夏着工、2019年春頃共用の予定。

(仮称)Yokohama Pier9は、代表企業が、横浜岡田屋、構成企業が小此木、藤木企業、川本工業、T・Yホールディングス、横浜グランドインターコンチネンタルホテル、野村不動産、京浜港ワッチマン業協同組合。

<完成予想イメージ>
完成予想イメージ

完成予想イメージ

マチと陸・海・空をつなぐ、横浜らしい港の賑わいのハブとなるよう「ヨコハマ ウミエキ」を開発コンセプトとし、客船ターミナルには大型客船の受入れに対応したCIQ施設、食をテーマとした商業施設、岸壁に近接しクルーズの前泊や後泊にも対応した高品質なホテル等を開発する。

クルーズ船客のニーズに応えるとともに、横浜市民、国内外からの多くの観光客が集い、賑わう新たなクルーズ拠点の形成を目指す。

独自性のある商業施設開発による広域的な集客を図るため、「FOOD MUSEUM」をコンセプトとし、横浜と縁の深い「食」をテーマに、「見て」・「食べて」・「作って」・「持ち帰る」機能を有した体験・体感型の商業施設を整備する。

交通広場や遊歩道等の新たなインフラを整備し、アクセス性・回遊性の向上を図るとともに、周辺エリアの商業施設やホテルと連携した運営や多様なイベント開催を通じ、みなとみらい21地区全体の活性化に寄与する。

<案内図>
案内図

■施設概要
所在地:横浜市中区新港2-14-1
最寄駅:みなとみらい線馬車道駅 徒歩10分
敷地面積:約17,400m2
延床面積:約28,600m2

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