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東芝テック/沖縄県の47店で電子レシートを活用した販促

2018年09月18日 17:35 / 店舗

東芝テック、リウボウストア、丸大、生活協同組合コープおきなわ、ビッグワン、オム・ファム、フォーモストブルーシールは9月12日から2019年3月11日までの6か月間、沖縄県全域の47店で、「電子レシートによる沖縄主婦の生活利便性向上プロジェクト」を実施する。

<プロジェクト参加企業>
プロジェクト参加企業

東芝テックが運営している電子レシートシステム、「スマートレシート」を使用し、沖縄県内で業種、業態の異なる小売店舗における販売促進連携(送客クーポン発行など)による買い回りを実現する国内初の取り組みを行う。

プロジェクトを通じ、沖縄に暮らす人々にとっての買物利便性の向上、沖縄県の経済活性化を目的とし、期間中3万人の参加を目指す。

今後、スマートレシートをプラットフォームとして活用することにより、消費者や企業にとって利便性の高いシステムが構築でき、買い回りによる消費者購買行動(消費者属性、商品カテゴリ、購買エリアなど)を分析し、データ活用による参加消費者・企業への還元を目指す。

電子レシートを活用すると、消費者はレシート、クーポン、スタンプカードの一元管理や自動分類による簡易家計簿などが利用できる。

小売業としては、顧客数・顧客単価の向上、購買履歴データ活用による販促効果の向上が期待できる。

メーカーは、個人を起点とした沖縄地区統一のダイレクトプロモーションが可能となる。

<システム概要図>
システム概要図

東芝テックが開発したスマートレシートは、通常紙として提供される買い上げ商品の明細レシートを電子化し、電子レシートセンターでデータとして管理、提供するシステム。

買い物客は手元に紙のレシートを残さずともスマートフォンで自分の買い物履歴をいつでも確認でき、導入店舗は買い物客への利便性を向上させるとともに、紙レシート発行コストや環境負荷を減らすことができるという。

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