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アスクル/LOHACOの受取りサービス「Happy On Time」不在率2%台に

2018年09月18日 17:30 / EC

アスクルは9月14日、BtoCサイト「LOHACO」で2017年8月2日から導入した受取りサービス「Happy On Time」の不在率が2018年5月期実績で2%台になったと発表した。

<Happy On Timeの概要>
Happy On Timeの概要
出典:アスクル2019年5月期第1四半期決算概要(以下同じ)

国土交通省の調査によると、大手宅配事業者3社の不在率は約15%となっており、大幅に低い不在率を実現した。試験導入時の実績は、2016年11月度で2.7%、2017年6月度と7月度では2.5%だった。

Happy On Timeは、お客が、LOHACOで購入した商品を受取りたい時間に受取るためのサービス。

小刻みな1、2時間枠で受取り時間を指定できるほか、配送時間を、事前に30分幅で通知し、配送の10分前に、もうすぐ配送する旨をアプリのプッシュ通知で連絡する。

配送の1時間前から、アプリまたはサイト上の地図でドライバーの現在位置を確認できる。

現在、東京都の港区、千代田区、中央区、江東区、世田谷区、渋谷区、品川区、目黒区、大田区、新宿区、文京区、豊島区、北区、板橋区と、大阪市の北区、福島区、此花区、西区、中央区、旭区、都島区、鶴見区、城東区、東淀川区が対象エリアとなっている。

配送時間を1時間単位で指定できるだけでなく、「宅配ボックスで受け取る」「置き場所を指定して受け取る」「ダンボールを回収してもらう」「お届け直前に電話をもらう」といった4つのサービスも提供している。

<対象エリアの拡大計画>
対象エリアの拡大計画

2019年5月期には、練馬区、中野区、杉並区、足立区、荒川区、台東区、墨田区、葛飾区、江戸川区に対象エリアを拡大し東京23区をカバーする。

大阪市内も全区をカバーするほか、豊中市、吹田市、池田市と茨木市の一部に対象エリアを拡大し、規模を拡大することで、配送比率低減を目指す。

■Happy On Time
https://lohaco.jp/event/happy_on_time/

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