三菱地所など5社/戸越五丁目19番地区の再開発組合を発足
2018年12月25日 12:40 / 店舗
三菱地所などが参画する「戸越五丁目19番地区第一種市街地再開発事業」は12月25日、東京都知事より再開発組合の設立認可を受け、「戸越五丁目19番地区市街地再開発組合」が発足したと発表した。
同計画地は現在、老朽化した建物が密集する街区となっており、オープンスペースが少なく、緊急車両の接近が困難であるなど防災面及び安全面の課題を抱えている。
そうした課題を解決すべく、2005年から不燃・共同化の検討が始まり、補助第29号線が特定整備路線に選定されたことを契機に、2013年に準備組合が設立された。
防災性・安全性と利便性向上に寄与する都市計画道路や地区施設を整備するとともに、駅前立地に相応しい土地の合理的且つ健全な高度利用と、より人が集う街を目指して、多世代が住み続けることができ、新たな居住者の受け入れも可能な都市型住宅の整備、都市機能の更新を図っている。
今回、「戸越公園」駅徒歩1分、23階建・約220 戸のタワーマンションが誕生する。
2019年9月の権利変換計画認可、2020年8月の着工、2023年4月の竣工を予定している。
住宅(約220戸)・店舗・駐車場などの用途を取り入れ、既存環境と融合しながら更なる賑わいの創出を目指す地上23階建の複合再開発事業となっている。
■事業概要>
所在地:東京都品川区戸越五丁目19番(地番)
交通:東急大井町線「戸越公園」駅徒歩1分
地区面積:約3,000m2
延面積:約2万1,711m2
規模・構造:鉄筋コンクリート造・地上23階地下1階建
高さ:約85m
建蔽率:約60%
容積率:約650%
用途:住宅(約220戸、1LDK~3LDK)・店舗・駐車場・駐輪場など
特定業務代行者:大成建設
参加組合員:三菱地所レジデンス、大成建設、東京急行電鉄、首都圏不燃建築公社、大成有楽不動産
コンサルタント:都市計画同人、アーキテクトON一級建築士事務所、PFIコンサルタント
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