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マツモトキヨシHD/4~9月、KPI管理で業績改善し増収増益

2019年11月13日 10:30 / 店舗

マツモトキヨシホールディングスが11月13日に発表した2020年3月期第2四半期決算によると、売上高3004億1500万円(前年同期比4.6%増)、営業利益184億2400万円(8.6%増)、経常利益196億3700万円(6.8%増)、親会社に帰属する当期利益129億5200万円(11.8%増)となった。

<マツモトキヨシホールディングス>
マツモトキヨシホールディングス

継続した取組みとして、KPI(グループの重要業績評価指標)管理による経営の効率化を図り、各事業会社の業績改善を推進するとともに、グループの強みとなる顧客接点数(ポイントカード会員/LINEの友だち/公式アプリのダウンロード数/海外のSNSフォロワー数)の獲得に努め、その総数は延べ約6500万まで拡大した。

新たな取組みとして、6月8日から全国のグループ店舗約1600店舗(一部店舗を除く)でスマートフォン決済サービス「PayPay」の利用を開始した。6月11日から、国内外のグループ店舗約1700カ所が「Pokemon GO」の「ポケストップ」や「ジム」としてゲーム内に登場するなど、既存顧客とともに新規顧客獲得に向けた各種サービス、来店機会の拡充にも努めた。

新規出店では、グループとして高知県内1号店となる「帯屋町店」、新宿エリアでのシェア拡大に向け「新宿通り店」「新宿靖国通り店」、福岡市博多エリアでのシェア拡大に向け「博多住吉店」「博多駅筑紫口店」、渋谷エリアでのシェア拡大に向けた「渋谷スペイン坂店」などの至近距離展開を図った。

空港における国際線ターミナルFC店となる「成田国際空港第2ターミナル3F店」「成田国際空港第2ターミナルB1F店」、直営店としては「中部国際空港第2ターミナル店」、ホテル内として「APAHOTEL東京ベイ幕張店」のオープンなど、多彩なフォーマットで展開できるノウハウを生かし、グループとして45店をオープンした。

既存店舗の活性化を目的として26店の改装を実施するとともに、不採算店舗18店の早期閉鎖など収益構造の改革を着実に進めた。期末のグループ店舗数は1681店となった。

通期は、売上高6000億円(4.2%増)、営業利益370億円(2.7%増)、経常利益399億円(2.4%増)、親会社に帰属する当期利益260億円(3.9%増)を見込んでいる。

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