NTT都市開発/京都にホテル・レストラン・バー複合施設
2019年11月26日 13:10 / 店舗
NTT都市開発は11月26日、京都市東山区清水において開発を進めている「元清水小学校跡地活用計画」が10月竣工したと発表した。
施設の開業は2020年3月22日を予定。UDホスピタリティマネジメントが経営し、プリンスホテルが運営するホテル「The Hotel Seiryu Kyoto Kiyomizu」、ホテル宿泊者以外も利用可能なレストラン、バーをスティルフーズが運営する。
レストランは、世界各地でミシュランの星付きレストランを展開するデュカス・パリ監修の「Benoit Kyoto」(ブノワ 京都)、ホテル最上階に位置するバーは、京都で「K6」などを手掛ける西田稔氏監修の「BAR K36」「ROOFTOP BAR K36」が出店する。
法観寺八坂の塔を間近に臨む恵まれた立地にあり、長年にわたり地域に愛されてきた元清水小学校の歴史的建物を、ホテルとしてコンバージョン(用途変換)。昭和8年に建築された既存校舎のアーチ型開口、軒下の腕木装飾など特長ある外観を保存し、ホテルとしての附属施設の追加、内装・設備を整備した。
また、乃村工藝社A.N.D小坂竜氏が、クリエイティブディレクターとして内装含む総合デザインを監修。和×洋・モダン×アンティークなど違った要素を掛け合わせたデザインを採用した。
ホテルとしては、客室数48室、朝食レストラン、プライベートバス、フィットネスジム、ゲストラウンジなどがそろう。
1912年、パリにオープンした「ブノワ」は、2005年よりデュカス・パリがこのビストロを受け継ぎ、伝統ある店に新風を吹き込むと同時に、そのエスプリを東京、ニューヨークにも広げた。古都京都で、旬の味わいを取り入れたモダンなビストロ料理を楽しめるという。
東京のバーで5年間修業を積み、京都に戻りバー「K6」をオープンしたのち、「クーゲル」「クレープ」「カスク」など次々に店を立ち上げた京都を代表するバーテンダー西田稔氏がプロデュースに参画したバーもオープン。入口を入るとすぐに希少なウイスキーやワインが並ぶ。
オーセンティックな店内は大人の社交場としても利用できる。ルーフトップバーからは、京都の街並みを一望でき、五山の送り火も間近で見られる。本格的なフードメニューも用意した。
■元清水小学校跡地活用計画
所在地:京都府京都市東山区清水2-204-2
敷地面積:7120.67m2
延床面積:6823.96m2
規模:地上4階
客室数:48室(キングルーム30室、ツインルーム18室)
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