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イオンモール/「ノリタケの森プロジェクト」働く場と店舗・サービス融合

2021年03月04日 14:30 / 店舗

イオンモールは3月4日、名古屋市で開発中の「(仮称)ノリタケの森プロジェクト」における、オフィス複合型商業施設としての新たな取り組みを発表した。

<働く場とサービス・店舗を融合する新事業>
働く場とサービス・店舗を融合する新事業

同施設は、名古屋駅から徒歩12分、亀島駅から徒歩6分、栄生駅から徒歩10分と主要三駅からアクセス可能な好立地にある。延床面積約14万m2、総賃貸面積は商業施設約3万7000m2、オフィス約2万2000m2で2021年秋のオープンを予定している。

新たな国内需要の発掘を実現する施策として、これまでとは異なる新たな商業施設開発と「働く人と企業の成長を支えるオフィス」を融合する事業フォーマットを構築、その1号店として開業するもの。

商業とオフィスを複合した新施設の全体コンセプトは「自然と自然になれる場所」とした。緑を感じられる場所、そのような立地の魅力を最大限に活かしつつ、商業、オフィスが一体となった複合施設、一人ひとりが「自然体になれる場所」を目指す。

また、イオンモールが手がけるライフスタイルオフィス「BIZrium名古屋」が1号店として開業する。

「BIZrium名古屋」では、出勤から帰宅までの1日の動線の中にワークとライフをシームレスに融合させることで、1日の時間を有効かつ効率的に過ごすことができる。託児所を活用して子どもと一緒の車通勤、帰宅時にはクリーニングの受け取り、ピックアップの機能などを用いた夕食の買い出しも簡単に済ませられる。

働きながら無駄なく時間をコントロールすることが可能になり、これまでの目的ごとの移動時間、待ち時間が不要。クリニックへの通院や毎月の理美容サービス、郵便局、リペアサービスなど休日の家事や用事も1カ所で完結することで、休日の過ごし方もより自由でゆとりが生まれ、モチベーションの向上が期待できるという。

働く場とサービス・環境を融合するライフスタイルオフィスを創造し、目的、シーン、活動内容に合わせて最適な時間と場所を選ぶことのできる、館全体でのABW(Activity Based Working)を提案する。

<オンもオフもトータルで生活を提案>
オンもオフもトータルで生活を提案

自然環境を取り入れた「食」ゾーン

自然とつながる「食」のゾーンには、多彩な食品、総菜、スイーツ、こだわりのレストラン、カフェ、 フードコートなど、 オフィスワーカーからファミリーまで幅広いニーズに対応する。

<自然環境を取り入れた「食」ゾーン>
自然環境を取り入れた「食」ゾーン

飲食ゾーンは、自然環境を取り入れることで、外部と緩やかにつながる憩いの場を演出。飲食ゾーンと繋がる食品ゾーンは産業文化エリアとしての要素を活かした賑わいある空間となる予定だ。

<フードコートのテーマは「光」>
フードコートのテーマは「光」

フードコートは「光」をテーマとした上質で柔らかい空間で、全開放型のサッシを採用し、外部テラスと一体的に利用できるという。

来街者だけでなくオフィスワーカーにもヘルス&ウエルネス提案

同プロジェクトでは、来街者、生活者だけでなく、オフィスワーカー、従業員にむけた新たなヘルス&ウエルネス創出と提案を行う。「Health=ココロとカラダを、楽しく元気に」「Wellness=感動と癒しが、広がる空間」をテーマに、より健康になれる独自の取り組みを推進する。

豊富な医療設備を取り揃えた「健診センター」で人間ドックや健康診断を受診、健診後のフォローアップもスムーズにできる「大型クリニック」が登場。「食と健康」をテーマにしたABC Cooking Studioグループの新業態「Healthy Kitchen」による食事改善プログラムも提供する。

「Wellness=感動と癒しが広がる空間をテーマ」に、コニカミノルタプラネタリウムが出店し、新たな映像エンターテインメントも楽しめる。

快適なスポーツライフスタイルを提案するトランスレーションが、溶岩石ホットヨガとフィットネススタジオを併設した新業態を出店予定だ。

<周辺地図>
周辺地図

■計画概要
所在地:愛知県名古屋市西区則武新町三丁目
敷地面積:約5万7000m2
延床面積:約14万m2
総賃貸面積:約3万7000m2(商業施設)、約2万2000m2(オフィス)
建物構造:鉄骨造6階建て(立体駐車場7階建て)
駐車台数:約2100台
開店予定日:2021年秋

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