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イオンリテール/ニューノーマル対応「イオンスタイル千葉みなと」

2021年03月29日 16:10 / 店舗

イオンリテールは4月16日、千葉市中央区に「イオンスタイル千葉みなと」をオープンする。

<イオンスタイル千葉みなと>
イオンスタイル千葉みなと

感染症拡大防止の観点から「短時間で手早く買物を済ませたい」ニーズの高まりに対応し、食品をはじめ日用品・化粧品・医薬品に加え100円ショップなど日常使いの品揃えを「ワンストップ」、かつ同市中央区最大級の品揃えで展開する。買物の負荷軽減に加えて、食をはじめとする日常のライフスタイル提案を充実。コロナ禍でのオープンの店舗として「ワンストップ」「おうち需要」「非接触」をキーワードに、ニューノーマルに対応した店舗環境や商品・サービスがそろう。

貸出用の専用スマホで並ばす決済

デジタル施策では、惣菜コーナーなどにデジタルサイネージを8台設置し、モニターを通じておすすめ商品やこだわり商品の提案、お買い得情報などを紹介する。

オープン時には、鮮度感を感じられるよう「JA千葉みらい」の生産者が地場野菜を収穫する風景や、漁港での水揚げの動画または写真などを配信する。このほか、総菜売場では、千葉県産の「いも豚」の紹介、「いも豚重」の調理映像を流す。非対面・非接触でも体験できる買物の場を提供する。

<レジゴー、非接触レジパネル導入>
レジゴー、非接触レジパネル導入

貸出用の専用スマホで顧客自身が商品のバーコードをスキャンしながら買物し専用端末機で支払いをするイオンの新しい買物スタイル「どこでもレジ レジゴー」を導入。非接触のニーズが高まる中、専用精算機のパネルを非接触対応にした。

これまで指で画面をタッチして操作していた会計画面に接触せずに指を近づけることで、会計操作ができるようになる。

レジに並ばない、レジ待ち時間なしを可能とした「レジゴー」は、貸出用専用スマホを使用することで、個人情報の登録が不要で気楽に利用できる。

買物途中に購入商品、買上金額が確認できることで、買い忘れ防止にもつながり、多くの顧客から支持を得ている。30~40代のファミリー世帯が多いエリアでは、利用率が3割を超えている店舗もあるという。

「おうち需要」に大容量パック・簡便商品・健康対応

食品では、テレワークや外出自粛の影響により、自宅で過ごす時間が増えていることに対応し、生鮮食品をはじめ大容量の冷凍食品、大容量パックの肉・魚、手軽に食べられる惣菜などを拡充した。

長時間自宅で過ごすことで運動不足などによる健康への意識が高まりを受け、近年注目されている大豆ミート、植物性ミルクなどの商品を用意している。

<地場産生鮮の拡充>
地場産の拡充

農産では、JA千葉みらい農産物直売所「しょいか~ご」から仕入れた千葉市とその周辺の生産者が育てたトマトやほうれん草、長ねぎ、千葉県産のオーガニック野菜、時期により、販売当日早朝に収穫し販売する「今朝採れ野菜」などがそろう。

水産売場では同社バイヤーが、保田や銚子漁港などの内房・外房の漁港で水揚げされた魚を直接仕入れ、対面売場で集合展開。要望にあわせて、おいしい食べ方の提案のほか、三枚おろしやお造りなどの調理も対応する。焼き魚やフライ、カマ焼きなど手軽に食べられる魚惣菜も楽しめる。

畜産売場は、さつまいもを中心とした飼料で育てた千葉県産銘柄豚「いも豚」を提供。この「いも豚」を使用した「豚重(千葉県産いも豚使用)」と「豚肉とマッシュルームの旨辛ピッツア」を総菜コーナーで販売する。

惣菜売場は、ランチ向けにできたて鉄板焼きメニューを用意。「鉄板お好み焼き」「鉄板イカ焼き」「鉄板焼きそば」「鉄板ナポリタン」「鉄板きくらげと玉子のオイスター炒め」などを充実させた。

インストアベーカリーコーナーでは、日常食としてのニーズに加え、昨今の在宅勤務や外出自粛でテイクアウト需要の高い「ハンバーガー」を展開。ビーフ使用の「ベーコンチーズハンバーガー」、「BBQバーガー」、「カニクリームコロッケバーガー」など「ハンバーガー」を取り扱う。

このほか、イオンのコンビニエンスストア「ミニストップ」の人気商品であるソフトクリームも販売する。

家飲み需要に向け、リカー売場は、チューハイを拡充するほか、自然派ワイン、地酒コーナーを設置する。

健康志向に対応し、肉・乳製品・白米・小麦などを植物性の素材に置き換えた「トップバリュ ベジティブ」シリーズを用意。肉の代わりに大豆からつくった「ハンバーグ」や「パスタソース」、生クリームや牛乳の代わりに豆乳クリームと豆乳を使用した「プリン」、小麦の代わりにひよこ豆と玄米を使ってつくった「スパゲティ」を展開する。

グラムビューティークはスキンケア用品が豊富にそろう

美と健康をサポートする「グラムビューティーク」では、、化粧品や健康食品、医薬品を販売。特にスキンケア用品を豊富に品ぞろえした。

感染症予防のため長時間のマスク着用が日常化する中、ニキビ肌などの肌トラブルに対応したスキンケアアイテムへの注目が高まっている。いま人気のスキンケア化粧品、敏感肌やゆらぎ肌ケアなどを集めたコーナーで自身の肌タイプに合った化粧品を選択できる。

イオンのブランド「トップバリュ セレクト グラマティカル」」をはじめ、資生堂の「dプログラム」のほか、「ラロッシュポゼ」「ミノン」「アべンヌ」などを扱う。

ヘルスケアコーナーでは、マスクをはじめ殺菌消毒剤や手指消毒剤などの感染症対策商品を集合展開するほか、健康維持・体力増進をサポートする医薬品、健康食品をそろえた。

■イオンスタイル千葉みなと
所在地:千葉県千葉市中央区問屋町2-29
敷地面積:約9450m2
売場面積:約3280m2(直営2460m2、専門店約640m2)
建物構造:地上1階建
駐車台数:118台
駐輪台数:168台
営業時間:食品売場、グラムビューティーク(日用品・化粧品・一般用医薬品)9時~22時
イオン薬局(調剤薬局)10時~19時
専門店100 円ショップ「ダイソー」9時~21時
「ポニークリーニング」9時~20時
休業日:年中無休
アクセス:JR線外房線、内房線「本千葉駅」より徒歩約15分
JR京葉線・千葉都市モノレール「千葉みなと駅」より徒歩約20分

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