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京都駅前地下街ポルタ/食のテイクアウトゾーン「ポルタキッチン」開業

2021年06月25日 15:40 / 店舗

京都ステーションセンターは7月15日、運営している京都駅前地下街ポルタで、かねてよりリニューアル工事中であった東エリアの一部ゾーンを、熱々冷え冷え、でき立ての食品を提供するゾーンに大幅リニューアルする。

<ポルタキッチン外観イメージ>
ポルタキッチン外観イメージ

リニューアルでは、厨房設備を備えた店舗を多く配置し、ゾーン名称も「ポルタキッチン」と新たに命名した。駅利用者や近隣就業者・居住者など、日常的に京都駅を利用するお客が毎日でも立ち寄れるようにデイリーニーズの高い食品を取りそろえる。

京都の老舗が挑む新業態や、いま注目の食品の京都初出店など話題の店をそろえた。また、同じポルタ内の「ポルタキッチン」に隣接する区画には、とっておきのお菓子を集めた「きょうこのみ」が7月7日に先行オープンする。

今回、全国初出店2店舗、関西初出店1店舗を含む、10店舗が出店する。「玄米 京都ぎへえ」は、京都の米老舗「八代目儀兵衛」による新業態テイクアウト専門店で、全国初出店となる。こだわりの玄米と雑穀を使用したいなりずし「ひめいなり」を販売する。

「織り寿司むさし」は、京都河原町三条に本店を構える回転寿司店「寿しのむさし」による新業態テイクアウト専門店で、全国初出店。職人がその場で握った寿司や職人技が光る小袖寿司、お造りや宮津産をメインとした魚惣菜を販売する。

「土井志ば漬本舗」は、「漬ける」技術を生かした西京漬や、漬物を使った「志ば漬コロッケ」「おばんざい」を販売する。温かいご飯とともに、弁当や丼も用意し、京都大原発祥の老舗が新たなグルメを提供する。

「京都 古都果」は、フルーツマイスターがこだわり厳選した素材を使用したフルーツサンド、フルーツ大福専門店で、商業施設では初の常設店舗となる。

「カレーパンだ。」は、関西初出店となるベーカリープロデューサーの岸本拓也氏が手掛ける北海道札幌発のカレーパン専門店。カレールーのスパイス使いとステーキの肉感にこだわった2021年ブレイク必至の「カレーパン」という。

「551蓬莱」は、店頭で一つ一つ手包みしセイロで蒸し上げた豚まんを看板商品に、でき立ての味を提供。「鶏太郎」は、昭和21年創業の鶏肉専門店で、創業以来一貫して国産鶏のみを使用し、お弁当、鶏惣菜、串焼きなどを販売する。

「Obento KYK」は、「とんかつKYK」によるテイクアウト専門店で、弁当から単品惣菜まで揚げたての商品を中心に提供する。また、京の定番の漬物としては、低塩度で、保存料や着色料も使用せず、旬の野菜を漬け込んだ「京つけもの 西利」、野菜本来の旨みを引き出すため、化学調味料は使用せず、天然のだしを使った味づくりにこだわる「京つけもの大安」が出店する。

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