安田不動産／東京都港区にオフィス・会議場・商業複合の「新虎安田ビル」

2021年06月28日 15:50 ／店舗

安田不動産は6月28日、東京都港区新橋四丁目において開発を推進しているたオフィスを中心とした複合施設の計画について、新築工事に着手し、施設名称を「新虎安田ビル」に決定したと発表した。

＜新虎安田ビル＞

東京の新たなシンボルストリートである「新虎通り」と「赤レンガ通り」の交差点に位置する地上14階建て、延床面積2万5819m2の複合施設。1階は新虎通りに面して商業施設を設け、新橋・虎ノ門エリアをつなぐ沿道の新たな賑わい・交流創出に寄与したい考えだ。

2階には、国際会議などにも対応可能なカンファレンスホールを、3階～14階は最新スペックのオフィス（総貸室面積：約1万5876m2、基準階貸室面積：約1323m2）を整備する。竣工は2024年2月を予定している。

免震構造、最大72時間対応の非常用発電機、断水時に約3日間トイレ利用可能となる貯水槽の設置などBCP機能も充実している。

さらに、建築物省エネルギー性能表示制度（BELS）における「ZEB Ready」認証を取得しており、環境配慮などの次世代に求められるスマートビルを目指す。

「ZEB（ネット・ゼロ・エネルギー・ビル）」とは、快適な室内環境を実現しながら、建物で消費するエネルギーをゼロにすることを目指した建物のこと。「ZEB Ready」とは、建築物省エネルギー性能表示制度（BELS）に基づく評価にて、省エネルギーにより基準一次エネルギー消費量から50％以上の一次エネルギー消費量削減に適合した建築物に与えられる、エネルギー性能に特化した第三者認証となっている。

＜周辺地図＞

■新虎安田ビル計画概要
所在地：東京都港区新橋四丁目9番1他（地番）
敷地面積：2234m2
延床面積：2万5819m2
用途：事務所、貸会議室、店舗、駐車場
規模：地上14階・地下2階・塔屋2階
構造：SRC造（一部S造・RC造）／免震構造
オフィス総貸室面積：1万5876m2
基準階貸室面積：1323m2
設計・監理：松田平田設計
施工：清水建設
着工：2021年6月
竣工：2024年2月（予定）
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