ワタミ/10月1日150店舗営業再開、新型コロナ対策に月間1000万円投資
2021年10月01日 14:40 / 店舗
- 関連キーワード
- ワタミ
ワタミは10月1日、緊急事態宣言解除を受けて、約150店舗の営業を再開する。
全国約450店舗のうち、従来営業を行っていた店舗約200店舗(から揚げの天才など)を合わせ、10月1日以降約350店舗体制で営業を推進する。
営業再開に向けて、首都圏や大阪など、各自治体の感染拡大防止のガイドラインの基準を満たしたうえに、独自の新型コロナウイルス感染防止対策として「ワタミ安心宣言」という高い感染防止基準を設定した。
接客する従業員全員に抗原検査実施、換気状況を可視化(CO2 1000ppm以下)、飛沫感染予防(飛沫防止パーテーションなど)、入店時の体温測定(サーマルカメラ導入)、調理設備器具の消毒、調理中のマスク・手袋の徹底などに取り組む。
これらの取り組みには、月間1000万円程度を投じる計画だ。
同日行われたオンライン記者会見で、渡辺美樹会長兼社長は、「居酒屋の売上がどこまで戻ってくるかは現段階では、不明瞭。マーケット自体は、コロナ前の約7割になると想定している。から揚げテークアウトはレッドオーシャンになりつつあるが、韓国発のフライドチキンブランドbb.qオリーブチキンカフェは堅調に推移している。12月、1月には居酒屋の新業態を計画しており、から揚げ・焼肉とともに祖業である居酒屋を盛り上げ、落ち込みをカバーしたい。10月時点では、月間約4億円の営業赤字となっており、以前の6~7億円の営業赤字に比べれば回復してきている」と説明した。
また、営業再開しない約100店舗のうち、約50店舗はアルバイなどの人手不足が原因で、残り50店舗は同じビル内に出店しているなどグループ店舗間のカニバリを防止するため、営業再開の時期を遅らせているという。
さらに、居酒屋、焼肉、レストラン業態の全店で実施している、新型コロナウイルスワクチンの2回接種を完了した来店客を対象とした「ワクチン2回接種で1杯無料キャンペーン!」の期間を12月31日まで延長する。
6月1日から実施していた同キャンペーンは、9月の注文数は8月の2倍となり、徐々に来店客の利用が増えているという。
店舗 最新記事
一覧最新ニュース
一覧-
- まいばすけっと/24年度は100店舗オープンへ
- 03月28日
-
- メルカリ/置き配基本の新配送サービス1都3県スタート
- 03月28日
-
- 和光市駅/北口地区第一種市街地再開発事業の都市計画決定
- 03月28日
-
- サミット/練馬区「大泉学園店」リニューアルオープン
- 03月28日
-
- 日本アクセス/社員の服装・身だしなみルール緩和
- 03月28日
-
- メルカリ/US版メルカリで販売手数料無料化を開始
- 03月28日
-
- KDDI/ローソンの公開買い付け3/28開始
- 03月27日
-
- セブンイレブン/「手巻おにぎり」定番5アイテムの鮮度延長
- 03月27日