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近鉄百貨店/食料品売場リフレッシュ「イベントホール」新設

2021年10月06日 14:00 / 店舗

近鉄百貨店は10月6日、「あべのハルカス近鉄本店ウイング館」地下2階の食料品売場をリフレッシュオープンした。

コロナ禍で「家でおいしいものを食べたい」、「プチぜいたくなもの楽しみたい」という需要の高まりに応え、「イベントホール」を新設するほか、百貨店初登場を含む3つの新ショップがオープンする。

さらに、10月28日には全国初登場の創作フレンチショップを含む2ショップがオープンするなど魅惑のグルメが登場する。また、近鉄沿線の高鮮度の野菜や加工品を取りそろえる「ハルチカマルシェ」も展開する。

<イベントホール出店店舗>
イベントホール出店店舗

コロナ禍で食品催事の開催が難しい状況を踏まえ、短時間で気軽に立ち寄れる駅からのアクセスの良い、地下食料品売場に「イベントホール」を新設した。

第1弾は、10月6日~12日に「ようこそ台湾ワールドへ」と題し、人気の台湾グルメ11種類が期間限定で登場する。 今後、「九州うまかもん市」「パン&スイーツフェスタ」など催事会場の物産展でも人気のグルメも登場する予定だ。

常設店舗では、百貨店初出店となる神戸・三宮の青森りんごを使ったスイーツと果物の専門店「あら、りんご。」を誘致した。青森県産のりんごのみを使用したスイーツやドリンクを販売する。

そのほか、100%十勝産小豆を使用したこだわりの自家製あんを使用したおはぎや団子、大福などを取りそろえる和菓子専門店「十勝あんこのサザエ」、1983年に紅茶大国・スリランカ(セイロン)で創業したスリランカの紅茶専門店が日本人の口に合うようにブレンドした香り豊かな紅茶が楽しめる「ムレスナティーハウス」がオープンする。

全国初登場の創作フレンチ「フレンチ惣菜 palette(パレット)」も出店する。手頃な値段でフレンチを提供する事から若者に支持され、大阪・東京に数店舗構えるフレンチレストランが新ブランドを展開する。

また、2008年に創業し、化学調味料を控え北海道ならではの食材を活かした体にやさしい手作り惣菜が人気のブランド「農家の息子」が出店する。

<ハルチカマルシェ>
ハルチカマルシェ

さらに、ウイング館地下2階では、奈良県や三重県など近鉄沿線の高鮮度の野菜、農産物、加工品約100種を販売する「ハルチカマルシェ」をオープンする。宇陀市や松阪市など沿線地域で生産された農産物を直売所から直接仕入れ、収穫から店頭に並ぶまでの時間を短縮することで、より新鮮な状態でお客に届ける。また、「朝採れ野菜販売」では奈良県で当日の朝に収穫した野菜を15時から購入できるほか、手作りこんにゃくや野菜味噌など生産者こだわりの加工品も販売する。

「ハルチカマルシェ」では、近鉄百貨店が生産者とお客とを結ぶネットワークのハブとなり、沿線ならではのモノを伝えることにより農村地域の活性化、沿線価値向上を目指す。今回の改装により、強みである食料品売場を強化し、旗艦店としての魅力をさらに向上させる計画だ。

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