ローソン/宮城で「ドアダッシュ」開始、2店注文を1度に配達するサービスも提供
2021年11月24日 12:50 / 店舗
ローソンは12月2日から、米国の料理宅配大手「DoorDash(ドアダッシュ)」の日本法人のDoorDash Technologies Japanが運営するデリバリーサービス「DoorDash」を、宮城県仙台市と名取市の15店舗で開始する。
<「DoorDash(ドアダッシュ)」のサービスイメージ>
今回、サービスを導入する店舗では、ドアダッシュの通常の配達サービスに加え、「DoubleDash(ダブルダッシュ)」と呼ぶサービスも提供する。
「ダブルダッシュ」は、配達員が2つの店舗で注文された商品を1回の配送料でまとめて届けるサービス。最低注文金額がなく、配送料は1回分だけで済む。日本ではローソンが初めて導入する。
通常、料理などの宅配サービスでは1店舗の商品を配達するが、ダブルダッシュは、異なる2店舗の商品の配達が行える。例えば、飲食店でランチ、ローソンで飲み物やスイーツを注文するといった商品を組み合わせて届けてもらうことが可能になる。
ドアダッシュのサービス提供時間は10時~24時、商品は、弁当、おにぎり、麺類、フライドフーズ、デザート、ベーカリー、冷凍食品、おつまみ、飲料、酒類、カップ麺、日用品、雑誌など約500品目を取り扱う。
導入店舗は、仙台市が「仙台八乙女一丁目」「仙台南光台一丁目」「仙台柏木三丁目」「仙台小松島」「仙台北鍛冶町」「仙台立町」「仙台広瀬通」「仙台榴ヶ岡四丁目」「仙台宮城野二丁目」「仙台大野田」「仙台遠見塚」「仙台柳生三丁目」「仙台小田原三丁目」。名取市は「名取箱塚一丁目」「名取増田七丁目」になる。
ローソンでは、ダブルダッシュなどの需要が見込めるとして宮城県でのサービスを開始することにした。今後は、宮城県の店舗での利用動向をみて、ドアダッシュの国内での提供エリアである北海道や埼玉県、岡山県の店舗での導入も検討する。
ドアダッシュは、2013年に創業。米国やカナダ、オーストラリア、ドイツなど7000以上の都市で展開する。日本では6月に宮城県でサービスを開始した。
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