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うめきた2期地区開発/2024年夏「グラングリーン大阪」商業施設など開業

2023年02月07日 15:20 / 店舗

三菱地所を代表企業とするうめきた2期開発事業者JV9社(以下、事業者JV)は、『「みどり」 と「イノベーション」の融合拠点』をまちづくりの目標とする「(仮称)うめきた2期地区開発事業のプロジェクト名称を「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」に決定した。

<グラングリーン大阪全景(完成予想イメージ)>
グラングリーン大阪全景(完成予想イメージ)

プロジェクトでは、現在、国際的な環境認証制度「LEED-ND」において、GOLD認証(計画認証)を取得した。また、都市公園内に整備する「(仮称)ネクストイノベーションミュージアム」の運営会社がトータルメディア開発研究所と野村卓也事務所に、また「大屋根施設 情報発信棟」の運営会社が凸版印刷に決定した。

<(仮称)ネクストイノベーションミュージアム外観イメージ>
(仮称)ネクストイノベーションミュージアム

(仮称)ネクストイノベーションミュージアムは、新しい製品や技術、サービス、アートなど、ライフデザイン・イノベーションに資する「モノ」や、イベント・プログラム等のさまざまな「コト」に触れられる新しい形態のミュージアム。天井高さ15mを誇る大展示室やイベント利用も可能なホワイエ、公園利用者・施設来館者が利用できる飲食・物販機能も併設する予定だ。コンテンツを発信する主体(企業、開発者、研究者、アーティスト等)と市民・ユーザーの接点となる場を目指す。

<大屋根施設外観イメージ>
大屋根施設外観

大屋根施設の情報発信棟は、社会的価値創造企業として持続可能な社会の実現を目指す凸版印刷が、事業者JVとパートナーシップを組んで運営を行う、都市公園の新しい在り方やライフモデル(“Osaka MIDORI LIFE”)を提案する体験型の情報発信スペースとなる。施設コンセプトとして”Ethical-tainment(エシカルテインメント)”を掲げ、都市公園で過ごす時間を楽しみながら、利用者の生活をより豊かにする場を展開する。

情報発信棟は、まちの玄関口に位置し、都市公園やまちの総合的な情報発信・案内機能のほか、エシカルでサステナブルなライフスタイルに触れることができる企画スペース、企業や団体向けに貸し出す多目的ギャラリーで構成する。公園利用者、企業・自治体、世界中のエシカル関連事業者等を結びつけたプログラムを展開し、市民・来街者がQOL向上に向けての気づきを得られる施設を目指して、今後計画を進める。

<情報発信棟内部イメージ>
情報発信棟内部

うめきたプロジェクトは、大阪駅前で新しいまちづくりを進めている。その先行開発区域に誕生した「グランフロント大阪」は、大阪・関西の玄関口として多くの人々の交流を生み出してきた。そして2024年、うめきた2期地区に誕生する「グラングリーン大阪」は、人々をあたたかく包み込む、豊かな“みどり”にあふれている。

「グリーン」という名前が表す“みどり”には、公園を中心として生まれる「自然と都市の融合」というテーマに加え、多様な人が集い、出会い、お互いの個性を生かし合うことで、いくつもの可能性を解放させ、ここで過ごす時間を積み重ねるほどに新しい世界を広げてもらいたいという想いを込めた。

<用途配置図>
用途配置図

プロジェクトは2024年夏頃に、北街区のホテル・中核機能施設・商業施設および都市公園の一部の先行まちびらきを実施。2025年春頃に、南街区のオフィス・ホテル・中核機能施設・商業施設と賃貸棟を全面開業し、2027年度に全体まちびらきとなる計画だ。

■グラングリーン大阪
https://umekita2.jp/

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