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KITTE大阪/24年7月オープン、大阪駅改札直結の商業施設

2023年03月07日 16:30 / 店舗

日本郵便、JR西日本、大阪ターミナルビル、JTB、日本郵政不動産は3月7日、旧大阪中央郵便局跡地を含む大阪駅西地区において開発を進めている「梅田3丁目計画(仮称)」の建物名称を「JPタワー大阪」(大阪市北区)に決定したと発表した。

<JPタワー大阪>
JPタワー大阪

同時に「JPタワー大阪」内の商業施設名称を「KITTE大阪」に決定。同計画は、商業施設・劇場・ホテル・オフィスからなる大型複合施設を整備するもので、「KITTE大阪」のグランドオープンは2024年7月を予定している。

<KITTE大阪>
KITTE大阪

「JPタワー大阪」が誕生する地は、1874年に開業した初代大阪駅の跡地であり、旧大阪中央郵便局舎が2012年まで建っていた場所でもある。その歴史を生かし、コンセプトは「つなぐ」と設定した。商業施設・劇場・ホテル・オフィスの複合用途の一体開発により、ヒト、モノ、コト、思いの「つながりのはじまり」となる拠点として、大阪駅周辺の繁栄とにぎわいの創出、地域の価値向上に貢献する存在となることを目指す。

JR大阪駅西側に3月整備される西口改札直結の通路(1階)、既存のJR大阪駅連絡橋口改札から直通となる新設の歩行者デッキ(2階)、西梅田地下歩行者道路「ガーデンアベニュー」(地下1階)と接続するなど、JR大阪駅や大阪メトロなどの梅田エリア各路線駅とのアプローチを実現。高い利便性を有する。

<JR大阪駅西口改札直結の通路など整備>
西口改札直結の通路

また、商業施設「KITTE大阪」はJPタワー大阪地下1階から6階に登場。東京・名古屋・博多に続く「KITTE」ブランド4施設目となる。日本の良さを再認識し、発見できる場所が誕生。知って、手に取って、試して、味わって、過ごし、好奇心を刺激するさまざまな体験と出会いを提供したいという。

商業・ビジネス・観光の中心地として進化し続ける大阪・梅田エリアにおいて、ライフスタイルの充実を求め訪れる来街者、「JPタワー大阪」およびその周辺のオフィスワーカーに加え、国内外からの幅広い観光客などをターゲットとしている。

<観劇後の飲食やショッピングなど提供>
観劇後の飲食やショッピング

観劇後の飲食やショッピング、ホテルに滞在するゲストのお土産購入、オフィスワーカーのランチ・アフターファイブなどに対応する計画だ。

■「JPタワー大阪」
所在地:大阪府大阪市北区梅田三丁目2番4号他
敷地面積:約1万2920m2
延床面積:約22万7000m2
事務所貸室面積:約6万8000m2
商業施設貸室面積:約1万6000m2
階数:地上39階、地下3階、塔屋2階
用途:オフィス、商業施設、ホテル、劇場
高さ:約188m
完成時期:2024年3月(予定)
事業者:日本郵便、JR西日本、大阪ターミナルビル、JTB
プロジェクトマネジメント:日本郵政不動産
商業施設開業時期:2024年7月(予定)
特設サイト:https://jptower-kitte-osaka.jp/

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