大丸京都店／レストランフロア今秋オープン、新規8店舗

2023年07月05日 12:11 ／店舗

大丸松坂屋百貨店は7月5日、大丸京都店（京都市下京区）で全面改装中のレストランフロアが9月29日にオープンすることを発表した。

＜フロアイメージ＞

8階の全面大改装は、1974年11月15日の「レストランフロアオープン」以来、49年ぶり。食べる・飲むに加えて、知る・見る・憩うといった、さまざまな楽しみ方で長居したくなるフロアになるという。新たに8ショップが登場する。

＜西日本初出店地焼きうなぎの名店＞

「うなぎ料理炭焼うな富士」は、平成7年創業。創業100年以上の老舗うなぎ屋が多いなか、わずか25年でミシュラン掲載や食べログ百名店での選出など、数多くのうなぎ店が軒を連ねる「うなぎ激戦区」の愛知県で常に高い評価を得ている。最大の特徴は、蒸さずに焼く「地焼き」であること。強火の遠火で皮はカリっと身はふわトロに仕上げている。うな富士では、一般的なうなぎ屋のうなぎより3割以上大きい「青うなぎ」のみを使用。うなぎ全体の収穫量のわずか2割程度、本当に旨いうなぎだけを仕入れた。

＜商業施設初出店五十家グループの新業態＞

京都で8店舗を構える五十家グループの新業態「VEGGIE ISO TERRACE」は、自社農園と協力農家の朝採れ野菜を豊富に使用したデリカテッセン＆バーベキューの店。商業施設初登場となる店舗ではテラス席を用意し、昼も夜もBBQや外飲みができるように設計した。開放的な空間で、旬のこだわり野菜と野菜に合う酒を楽しめる。

＜商業施設初出店ガラス張りで職人が魅せる手打ちそば＞

「そば料理よしむら大丸京都別邸」は、京都の諸所に個性ある店を構え、手打ちそばや趣向を凝らしたそば料理とスイーツ、四季を彩る旬の料理を提供。今回の店舗では、通路に面したガラス張りのそば打ち場から、国産そばの実を石臼挽きして職人技で打つ様子を観覧できる。和を基調としながら大正ロマンの華やかさを感じられる店内は、ランチ、スイーツカフェ、夜飲みなど、さまざまなシーンで利用可能だ。

＜ラーメン職人平岡寛視のプロデュース店＞

「Nippon Ramen 凛離れ produced by LabQ」は、ラーメン職人平岡寛視のプロデュース店。2021年に開店した本館である「Nippon Ramen 凛 Kyoto」（京都市中京区）とは違う切り口と技法で、日本の食文化を一杯のラーメンに込めて表現していく。

＜ステーキ「三田屋本店－やすらぎの郷－」＞

兵庫県三田に能舞台を構えるステーキレストラン「三田屋本店－やすらぎの郷－」が大丸京都店に出店。手間暇を惜しまずこだわったロースハムのオードブルや、黒毛和牛をはじめとした上質なステーキ、京都の食材や京野菜を使用した料理を堪能できる。

＜丸福珈琲店ザ・パーラー＞

1934年に大阪で創業した「丸福珈琲店」が京都地区初出店。創業以来の焙煎方法が変わらず今も受け継がれ、丸福珈琲店の「濃い珈琲の極み」は多くの顧客に支持されている。定番のホットケーキはもちろん、パーラーである同店舗では、季節の旬の食材をふんだんに使用したパフェもラインアップ。夜には大人のミックスジュース、大人のカラフルクリームソーダ、珈琲ハイボール、丸福オリジナルクラフトビールなどの酒メニューや、大人のパフェも用意した。

＜Rooftop terrace CIELO by il cipresso＞

日本・京都の素材を使ってイタリア人が羨むイタリア料理を追求・提供する、祇園・イタリアンの名店「il cipresso（イルチプレッソ）」が、イタリア人がこよなく愛する社交場「BAR（バール）」をプロデュース。ランチタイムはオリジナル焙煎のエスプレッソドリンクや自家製レモネードと相性の良い料理やスイーツを、ディナータイムは「イルチプレッソ」監修のタパスやピザでシャンパンやスパークリングカクテルをカジュアルに楽しめる。開放的な屋上テラスとリンクした空間で心地よいカフェタイムを過ごせるという。

＜イタリアン・リゾット「LA RISOTTERIA」＞

京都・二条に本店「カ・デルヴィアーレリストランテ」を構えるイルヴィアーレグループの5店舗目が大丸京都店に出店。本格リストランテとして地元顧客、また海外観光客より支持を受ける本店の想いを継承しながらも、この店舗の特徴は名称にもあるリゾットや、仔牛の骨付きすね肉を煮込んだイタリア・ミラノの「オッソブッコ」が看板メニューとなる。同店は11月ごろオープン予定だ。

■大丸京都店
所在地：京都市下京区四条通高倉西入立売西町79番地