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ワタミ/インバウンド出店戦略で寿司・焼鳥・酒肴「すしの和 浅草田原町店」

2023年07月13日 13:20 / 店舗

ワタミは7月18日、東京・浅草田原町エリアに、インバウンド出店戦略の1号店として、寿司・焼鳥・酒肴「すしの和 浅草田原町店」をオープンする。

<オープン告知>

「すしの和」は、多様化する外食ニーズと外食における目的来店化が進んでいることを踏まえてワタミが2021年に参入した新業態。季節の魚介を使用した握り寿司や、銘柄鶏「大山どり」を使用した炭火焼メニューをリーズナブルに提供する。

1号店となる「錦糸町南口駅前店」は、2021年12月の出店以降、売上が順調に推移している。また、同店が旅行会社と協力し、外国人ツアー観光客を対象に実施しているインバウンド施策「寿司握り体験」は、昨年10月のインバウンド解禁以降、円安の追い風もあり人気コンテンツとして成長しており、直近の4月・5月の2カ月間では、アメリカ、イギリス、オーストラリアを中心とした約1000名の外国人観光客が参加した。

ワタミでは、新型コロナウイルス5類移行後の出店戦略として、インバウンド(訪日外国人)が見込めるエリアへの出店を強化する方針を掲げており、その戦略1号店となる浅草田原町エリアへ、インバウンド需要の見込める「すしの和」を出店することを決定した。「すしの和 浅草田原町店」においても、「寿司握り体験」を中心としたインバウンド向け施策を積極的に展開する予定だ。

<さば棒鮨>

浅草田原町エリアは、土産物が並ぶ仲見世通りをはじめ、雷門、浅草寺と観光名所が多く、日本の文化や歴史を体感できる場所として知られており、海外からも多くの観光客が訪れる日本有数の観光スポットとなっている。そんな観光地需要に応え、浅草では老舗料理店をはじめ多くの飲食店が、観光地巡りをしながら気軽に食べたり、ホテルに帰ってからゆっくり食事を楽しんだりできるよう、テイクアウトメニューを提供する。

「すしの和 浅草田原町店」でも、テイクアウトメニューの強化を図る。テイクアウトでは肉厚の鯖を丸一匹から仕入れて、すべて店舗で仕込みをして作る「さば棒鮨」をメインメニューとして展開する。「すしの和」では、テイクアウトのお寿司や丼商品を注文が入ってから用意するため、いつでも握りたての寿司を提供するという。

■すしの和 浅草田原町店
所在地:東京都台東区雷門1-7-5
里見ビル1階
客席数:56席
店舗面積:約115.7m2
営業時間:月~金ランチ11時30分~14時30分、ディナー17時~23時30分
土・日・祝11時30分~23時30分
※テイクアウトは11時~21時

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