みなとみらい21中央地区60・61街区/商業施設・オフィス・ホテルがオープン
2024年02月13日 11:19 / 店舗
横浜市はこのほど、みなとみらい21中央地区60・61街区の開発事業者として、ケン・コーポレーション、SMFLみらいパートナーズ、鹿島建設、岩崎学園が決定したと発表した。
4社は、地上27階・地下1階、延べ床面積12万9325m2、最高高さ100mの東棟にオフィス、ホテル、ミュージアム、商業施設、地上13階・地下1階、延べ床面積2万5835m2、最高高さ64.25mの西棟に専門学校が入居する複合施設「Linkage Terrace」を新設する。
2026年3月工事開始、2028年8月西棟完工、2029年2月東棟完工予定となっている。西棟は1階ラウンジ、2~13階教室・実習室で構成。東棟は1~2階商業施設、3階共用部・レストラン、1~7階ミュージアム、4~21階賃貸オフィス、6~27階ホテルを配置する。
今後、基本計画協議や必要な手続を進めながら、事業予定者決定翌日の2月6日から1年以内に土地売買契約を締結する計画(土地の売却価格は約220億4163万円)。
東棟のプロパティマネジメントは代表企業のケン・コーポレーションとその関連企業が担うほか、ケン・ホテル&リゾートホールディングスがホテルを運営する。西棟の専門学校の運営は、岩崎学園が行う。
また、「Linkage Terrace」のエリアマネジメント会社をケン・コーポレーションが設立。「Music Terrace」と連携し、観光客、学生、就業者、周辺住民など、属性が異なる人々が訪れ、街区全体で多様なにぎわいを生み出したい考え。
用途別に建物を分節して生まれたオープンスペースを回廊・デッキでつなぎ、コモンスペース・アクティビティフロアが1階と2階で多層にわたって設置される。歩行者が敷地内外を自由に通行できるようにすることで、全体で連続性を感じさせる街並みを形成する。
中央通路(地区施設)沿いや、とちのき通り側の歩道状空地(地区施設)沿いでは、アクティビティフロアとコモンスペースが一体的に整備され、連続性のある街並みと、歩行者空間を作る。
さらに、既存の「Music Terrace」と地区施設と2階デッキで接続することで、街区一体で多様なにぎわいを生み出し、「観光・エンターテインメント」を軸とした街づくりを目指す。
■施設概要
所在地: 横浜市西区みなとみらい6-2-1ほか
敷地面積:2万3131.72m2
延床面積:東棟12万9325m2、西棟2万5835m2
階数:東棟地上27階・地下1階、西棟地上13階・地下1階
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