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京王百貨店新宿店/3/7までに11店舗オープン、30店舗リニューアル

2024年02月19日 15:23 / 店舗

京王百貨店は2月19日、新宿店(東京都新宿区)の改装内容について発表した。3月7日までに雑貨店など新たに11店舗を順次オープンし、婦人服を中心に30店舗のリニューアルを行う。

2022年秋の服飾フロア、2023年春の食品フロア改装に続く今回の改装では、引き続き「FUN(よろこび・楽しさ)とFAN(ファン・愛好家)が集まる場」をテーマに新店舗を誘致した。今回だけで新宿店の売場面積の約1割、2022年秋以降を含めると約4割が新たな装いとなり、約10年ぶりとなる全館にわたっての大規模改装を完了する。

新宿店は、2022年秋の改装から1年が経過した2023年10月以降も売上高が約13%増(集計期間:2023年10月~2024年1月)と好調に推移しており、今後も30~50歳代の次世代顧客を狙う。新宿駅上に位置し西口オフィス街をつなぐ往来の要衝にある立地利便性もさらに追求し、より多くの顧客に愛される店づくりを目指す。

<7階フライング タイガー コペンハーゲン>

7階の改装コンセプトは「FAMILY STYLE ~3世代で楽しむ~」。子ども服売場や大催場を置くフロアで、子育て世代からその祖父母世代まで3世代での利用が全館の中でも最も多い。キャラクターイベントや親子向けイベントも多く展開している大催場とも連動してさらなる買い回りを促進すべく、キャラクター・ライフスタイル雑貨などを充実させ、次世代顧客の獲得につなげる。

2月22日には、デンマーク・コペンハーゲン発のライフスタイル雑貨ストア「フライング タイガー コペンハーゲン」がオープン。ユーモアや色彩に富んだスカンジナビアデザインのアイテムを購入しやすい価格で提供する。約140m2のコンパクトな店舗面積内に、約1500アイテムを用意した。

同フロアではこのほか、都内初出店の雑貨店「ザッカニア」など6店舗がオープン、「サンリオ」など3店舗がリニューアルオープンする予定だ。

<6階レイジースーザン>

6階のコンセプトは「UP LIFE ~暮らしに彩りを~」。食器・寝具をはじめとする家庭用品や宝石・美術品など、家で過ごす時間を豊かにするアイテムがそろう6階はリピーターが多いフロアで、インテリア雑貨店を拡充し、新規顧客の獲得と来店頻度向上を図っていく。

2月22日には、「レイジースーザン」が新規出店。ギフトを贈る楽しさや生活空間の演出をテーマに、ファッション小物やインテリア雑貨などを幅広くそろえる。

同フロアではこのほか、アートに触れながらフード・ドリンクを楽しめる「アートカフェ」など計5店舗が新規オープンし、「快眠サロン」など7店舗がリニューアルする予定だ。

<4階では婦人アパレル20店舗刷新>

4階のコンセプトは「FUN STYLING ~安心して楽しむファッション~」。婦人アパレル約20店舗をリニューアルし、サイズバリエーションやファンを多く持つ好調ブランドを拡充するなど、既存顧客から支持されているミセス・シニア向けの「デイリーカジュアル」衣料を再強化していく。

L・LLサイズの婦人服を集積した「ライラック」売場では、コンバインショップを含め14店舗・計19ブランドに再編。レギュラーサイズの取り扱いやカジュアルラインのラインアップを充実させた。

また、全国約170店舗を展開するストレッチパンツ専門店「ビースリー」の新宿店を、全国初となるビースリー プラス」にリニューアル。パンツスタイルに合うトップスを販売するという。

■京王百貨店新宿店
所在地:東京都新宿区西新宿1-1-4

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