イオン北海道/西友店舗を全店再リニューアルへ、DS業態を強化
2025年07月25日 17:03 / 店舗
イオン北海道は7月25日に開催した会社説明会で青柳英樹社長が、「西友から承継した札幌市内の9店舗を全店再リニューアルする」方針を明らかにした。
2024年10月に西友から9店舗を承継し、イオン(GMS、フード&ドラッグ)6店舗、マックスバリュ1店舗、ディスカウント(以下:DS)業態BiG2店舗として、再スタートを切った。
青柳社長は「旧西友店舗は、25年度以降、順次再リニューアルする。今年3月・4月にDS2店舗を刷新した。25年度中に、イオン札幌手稲駅前SCを含む3店舗を改装する。イオン札幌手稲駅前SCはGMSの規模の店舗で、駅前好立地で行政、病院も近く、来店客数を増やすために強化する。家族で集えるSCとして、子ども広場の導入、ホビー&カルチャー売り場の充実、新テナントの誘致など活性化を図る」と述べた。
今後の出店計画について「2025年度の新店はまいばすけっと1店舗のみとなる。新規出店より、既存店のリニューアルに注力する。25年度は10店舗を改装する計画。(6月27日リニューアルした)マックスバリュ上江別店はイオングループのベストな売り場、MDを取り入れた実験店となっている。DSへの転換は、昨年帯広市で3店舗行い、好調に推移している。他社との競争に勝つためにも、DSのフォーマットは重要だと考えている」と説明した。
北海道では、ロピアの進出が大きな話題をさらった。トライアルカンパニーも、スーパーセンターのフォーマットで、値ごろ感を出しつつ、衣料品、住居関連、プライベートブランド(以下:PB)といったMDのラインロビングを進めているなど、競争環境はいっそう厳しくなっている。
2026年2月期通期業績は売上高3840億円、営業利益98億円を見込でいるが、売上高は中期経営計画(2025年度が最終年度)の目標3800億円を超えるものの、営業利益は競争環境激化による食品の粗利悪化などから、目標の157億円に対し未達の予想となっている。
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