イオン/国内全店舗で冷凍・冷蔵機器のノンフロン化へ、2040年度までに完了
2025年07月25日 11:24 / 経営
イオンはこのほど、2040年までに日本国内のグループ全店舗で、冷凍・冷蔵機器の自然冷媒(ノンフロン)化を完了する目標を設定した。
老朽機器を優先に、店舗活性化や改装に合わせて順次切り替えを実施する。
計画では2025年度に全体の約4%、2030年度に約30%を切り替え、2040年度にはすべてのノンフロン化を完了する。
イオンは2018年に策定した「脱炭素ビジョン」に基づき、温室効果ガス排出の削減と持続可能な店舗運営の実現に向け、冷凍・冷蔵機器のノンフロン化を段階的に進めている。
フロン類の漏洩防止については、2011年に「自然冷媒宣言」を発表。CO2や炭化水素を用いた自然冷媒機器の導入を段階的に進め、2025年2月末時点で約5300台を導入している。
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