関門海/有利子負債の借換えで、シンジケートローン契約
2016年09月27日 12:10 / 経営
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関門海は9月27日、グループの有利子負債すべてを借換えるため、りそな銀行をアレンジャー兼エージェント、みずほ銀行をジョイント・アレンジャーとするシンジケートローン契約を締結したと発表した。
グループの有利子負債残高31億1700万円の全てを新たな条件で借換えるもの。
シンジケートローン契約の締結に伴い、2017年3月期第2四半期において、アレンジャーフィーなど3800万円を営業外費用に計上する予定だ。
経営上の重要な課題だった借入条件の見直しを行うことができ、運転資金を安定的かつ効率的に確保するとともに、今後も機動的な資金調達を行いやすくなった。
借入金利の見直しにより、今後の支払利息負担が概ね現状の2分の1程度まで減少する予定で、契約により発生するアレンジャーフィーなどを加味しても契約期間トータルで財務コストの圧縮を図ることできるという。
財務体質の強化を目的とした借入圧縮に努めた結果、グループの有利子負債残高は、再建開始前である2010年11月期末の54億5900万円から、契約履行後には31億円にまで減少している。
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