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セブン‐イレブン/ベトナム2大学からインターンシップ受け入れ開始

2018年08月23日 12:00 / 経営

セブン‐イレブン・ジャパンは、ベトナムの主要大学である「ホーチミン市工業大学」と「ドン ア大学」からインターンシップの受け入れを開始した。

同取り組みは昨年の9月にベトナム主要大学6校と締結した「国際協力に係る覚書」に基づき、ベトナムの学生が国際社会への理解を深め、将来社会での活躍に向けて準備する機会を提供することを目的としてインターンシップの受け入れをするもの。

セブン‐イレブンの経営は小規模店舗でありながら、ひとつの企業としての経営要素が凝縮されており、店舗運営に従事することで売上、経費、利益などの経営数値が理解できる。

また、発注などの実務を通じて商圏分析や販売予測のマーケティングの基礎を修得することが可能となる。

修了後は学んだ知識を活かし、現地ベトナムの小売業への貢献や日本での就職等、多くの可能性が開かれるという。

セブン‐イレブン・ジャパンは、同取り組みを通じて外国籍の従業員が「ここで働いて良かった」と思えるような職場環境を構築。

さらに、コンビニエンスストアが地域社会の構成員として外国人材を受け入れる多文化共生の拠点となるように取り組んでいく。

■ベトナム2大学からのインターンシップ概要
対象大学:「ホーチミン市工業大学」(3名)、「ドン ア大学」(3名)
期間:7月30日~2019年6月28日(11か月予定)
研修内容:本部研修:店舗で実習するための予備知識を習得。経営数値の仕組み、マーケッティング等店舗経営の基礎知識を習得。
店舗実習:本部研修で学んだ知識をもとに、店舗で業務を実践。
課外活動:大原学園での会計簿記研修で、一般的な会計の知識を習得。ビジネスマナーの研修参加と検定受験。日本語レベルの検定受験。歌舞伎鑑賞等文化体験に参加し、日本についての知識を深める。
締結大学:ハノイ国家大学外国語大学、国家大学ホーチミン市人文社会科学大学、貿易大学、ハノイ大学、ホーチミン市工業大学、ドン ア大学

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