マックスバリュ西日本/マダムジョイ全5店を譲受、マックスバリュに改装
2018年09月28日 15:20 / 経営
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マックスバリュ西日本は9月25日、広電ストア、広島電鉄の3社間で、広電ストアが運営するスーパーマーケットの「マダムジョイ」店舗、移動販売の事業を、マックスバリュ西日本が譲受する事業譲渡契約を締結した。
広島市内に展開する楽々園店、矢野店、千田店、江波店、牛田店の5店は9月26日に一旦閉店した。
10月1日に事業譲渡し、10月16日に楽々園店、千田店、10月23日に矢野店、江波店、牛田店を「マックスバリュ」にリニューアルオープンする予定だ。
マダムジョイからマックスバリュへの業態転換に伴い、私鉄系スーパーマーケットが設立した八社会が提供するプライベートブランド「Vマーク」を販売は中止し、イオンのプライベート「トップバリュ」へ切り替える。
事業譲渡により、基本的に従業員は引き継ぐ予定で、リニューアルオープン後の店舗運営については、既存店の店長などと協力して行う。
広電ストアは、1960年に設立され、スーパー事業を主とする流通業を営んできたが、大型店出店時の大型投資で借入負担が増大し、厳しい経営状態となった。
2018年3月期は、売上高71億7600万円、経常損失1億3400万円、当期損失1億7700万円だった。
広島電鉄は、親会社として、事業の立て直しを図ってきたが、流通業界における競争激化などを背景に、再建途上で現在に至ったという。
マックスバリュ西日本は、事業を承継し新たな投資を行い、これまでの利用客に商品とサービスの提供をおこない、事業に関係する従業員とともに、グループ全体の競争力の強化と経営効率の向上を目指し、地域に密着した企業として更なる発展を図るという。
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