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ライフ/個人情報を含むUSBメモリ紛失

2019年04月24日 14:10 / 経営

ライフコーポレーションは4月23日、首都圏の2店舗(クロスガーデン調布店、青葉しらとり台店)のお客の氏名、住所などの個人情報が含まれた業務上のデータを記録したUSBメモリを紛失したと発表した。

4月16日、同社社員が、社内規程に反し、無断で個人情報が記録された同社の業務用USBメモリ(1個)を持ち出した。

同社員は、USBメモリを店舗で使用した後、店舗外にてUSBメモリが見当たらないことに気づき、店舗内外を捜索するとともに、警視庁蒲田警察署に遺失物届出書を提出したが、発見することができなかったため、4月19日、同社の責任者に報告し、紛失が判明した。

なお、現時点ではお客の個人情報の流失や不正使用の被害が発生したとの事実は確認されていない。

紛失したUSBメモリには、首都圏の2店舗(クロスガーデン調布店、青葉しらとり台店)のお客1万3987人分の氏名、住所とともに、購買データ(ポイントカードID、アプリ登録されているお客のアプリ専用ID、性別、年代、購買情報(店名・購買点数・金額))が記録されていた。

また、上記のほか、首都圏116店舗と近畿圏8店舗のお客の購買データも記録されていたが、お客の氏名、住所は含まれておらず、紛失したデータ単独で個人を識別することはできないという。

紛失したUSBメモリには、厳重なパスワードが設定されており、また、保存されているデータは暗号化されていることから、お客の個人情報が流失する可能性は低いという。

同社は、今後、個人情報を含む文書や電子ファイル等の社外持出を制限するなど、従来からお客情報をはじめとする各種情報の厳正な取り扱いと管理に努めてきたが、今回の事態を厳粛に受け止め、USBメモリの使用禁止などを含む再発防止策を速やかに講じ、個人情報をはじめとする情報の取扱いについて徹底した教育と指導を実施していくとしている。

■問い合わせ先
ライフコーポレーションお客様サービス室
TEL:0120-480-968
月曜日~土曜日、9時~18時

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