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アークス/宮城のスーパー「伊藤チェーン」を完全子会社化

2019年05月17日 16:30 / 経営

アークスは5月16日、宮城県で食品スーパーを展開する伊藤チェーンを完全子会社化し、経営統合すると発表した。

<伊藤チェーンのホームページ>
伊藤チェーンのホームページ

9月1日付で、アークスを株式交換完全親会社、伊藤チェーンを株式交換完全子会社とする株式交換を行う予定だ。

伊藤チェーンは、1958年8月の創業(1974年4月設立)以来、宮城県仙南地方を中心に地域に密着した食品スーパーマーケット事業を展開する。

子会社であるマルコの1店とあわせ合計9店を展開し、同地区におけるお客の支持基盤を築いてきた。

しかし、地方都市の人口減少や、業態の垣根を超えた競争の激化など激しさの増す経営環境を鑑み、アークスグループの持つ商品調達力、店舗運営力、情報システムなどのインフラを最大限に活用することで、経営の更なる効率化を図り、地域のお客の満足をより一層向上させ、伊藤チェーンが持つ営業基盤と企業体質を更に強化することが最善の選択であるとの判断に至ったという。

完全子会社化により、アークスから伊藤チェーンに対して役員を派遣する。伊藤チェーンの代表取締役会長として横山清(現アークス代表取締役社長)、監査役として佐川広幸(現アークス常勤監査役)が就任する予定だ。

2018年3月期の伊藤チェーン、マルコ、協同組合柴田ショッピングセンターの単純合計の売上高は、133億1900万円、営業利益1億7900万円、経常利益1億4800万円、当期利益1億1000万円だった。

■イトーチェーン
http://www.itochain.com/

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