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西友×楽天/横浜にネットスーパー専用物流センター新設、60%省人化

2020年01月16日 17:10 / 経営

楽天と西友は1月16日、三井不動産が開発する大型物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク横浜港北」(横浜市都筑区)の全フロアを賃借し、両社が協働運営するネットスーパー事業「楽天西友ネットスーパー」の新たな物流センターを設置すると発表した。

<ネットスーパー向け物流センター新設>
ネットスーパー向け物流センター新設

「楽天西友ネットスーパー」は、楽天が有する楽天ID数1億以上の強固な会員基盤、ECの知見、西友が実店舗で培ってきた生鮮食品の販売をはじめとするスーパーマーケット運営のノウハウなどの、両社の強みを活用しながら協働運営するネットスーパーサービス。

昨今、共働き世帯の増加やライフスタイルの変化により、ネットスーパーサービスへのニーズが高まっている。両社のネットスーパーの売上も1.3倍(2019年10月25日~12月31日前年同期比)と順調に成長しており、さらなる需要の拡大が見込まれる。

2018年10月25日に本格稼働した同サービスは、生鮮品をはじめとする食品、日用品などを、西友の実店舗、千葉県柏市のネットスーパー専用物流センター、都内に設置した配送拠点から配送していた。

新設する物流センターは、常温・冷蔵・冷凍の3温度帯で商品の保管ができるよう冷蔵・冷凍庫を完備するとともに、倉庫内作業を効率化する搬送設備などの自動化設備を導入。これにより、オペレーションの効率化(同規模の通常オペレーションと比較し60%程度省人化)、配送エリアの拡大と受注可能件数の増大を図る。

新施設は、2020年秋頃より稼働開始予定。延床面積約約5万m2で、数万アイテムを取り扱う。

東名高速道路「横浜青葉IC」から約4.6キロ、第三京浜道路「港北IC」から約4.5キロ、首都高速横浜北線「新横浜IC」から約6.3キロに位置し、アクセスに優れた配送拠点となる。

地上4階建ての施設には、効率的な入出庫を可能とするために、トラックバース(施設内でトラックを接車するスペース)を1階と3階に設置し、スムーズで安全性の高い動線を実現した。

楽天西友ネットスーパーの取扱商品は、生鮮食品、加工食品、冷凍食品、日用消耗品、惣菜など最大2万アイテム。配送料は330円(税込)で、注文商品の合計額が一定額以上の購入で配送料無料となる。

入会費・年会費ともに無料で、受付時間は年中無休、24時間注文可能。決済は、クレジットカード1回払い、もしくは代引きに対応する。

注文した日から、3日後までの午前10時から午後10時までの6つの時間帯(10時~12時、12時~14時、14時~16時、16時~18時、18時~20時、20時~22時)で指定配送ができる。

■三井不動産ロジスティクスパーク横浜港北
所在地:神奈川県横浜市都筑区川和町
稼動開始:2020年秋頃予定
延床面積:約5万m2
物階数:地上4階建

■楽天西友ネットスーパー
https://sm.rakuten.co.jp/

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