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UAゼンセン/国交省に「物流ドライバーの感染防止・雇用維持」要請

2020年04月28日経営

UAゼンセンは4月22日、国土交通省の赤羽一嘉大臣に、緊急事態措置における物流・旅客サービス業労働者の感染防止・安全確保、雇用維持に関する要請を行った。

ドライバーへのマスク・消毒液の安定供給、過労運転防止のほか、雇用確保のため、旅客自動車運送事業者による貨物自動車運送事業の「かけもち」を時限的規制緩和措置によって認めるように要請した。

<国土交通省に要請>
国土交通省に要請

新型コロナウイルス感染症に関しての緊急事態措置では、休業を要請される施設がある一方で、「社会生活を維持する上で必要な施設」については、適切な感染予防対策を行ったうえで営業継続する施設とされ、この中には「交通機関等」が対象となっている。必要不可欠な物流を停滞させる事のないよう、物流・旅客サービス業に従事するドライバー等の労働者は、日々感染のリスクと闘いながら業務を遂行している。

事業継続現場で働く労働者の感染防止はもとより、過剰労働の防止、労働者の安全と安心の確保、雇用の維持のために、対策を要請した。

新型コロナウイルス感染症対策として、医療従事者などに対し優先的にマスク等の配付がなされているが、同様に社会インフラとして事業継続している物流・旅客サービス業には優先配布などの対応はない。サービスの維持に向けて、広域を移動して配送を行っている長距離運転手や、不特定多数の乗客を対象とする旅客運送(タクシー)ドライバーへの重点的かつ持続的な感染防止対策が欠かせない。

このため事業継続を要請されている交通機関等にあたる「貨物運送事業(物流事業)」および「旅客運送事業(タクシー事業)」に従事する従業員の感染防止と安全確保のため、マスク・消毒液等の安定供給を要請した。

要員不足により、これまでもトラックドライバーの労働時間(一人当たり)は年々増加傾向にあった。今回の新型コロナウイルス感染症対策の影響を受け、医療や食品関連物資の需要が急激に増加し、輸送量も大幅に増加している。それに伴い、ドライバーの労働時間の増加が顕著であり、日々、長時間労働を強いられる状況にある。過労運転や重大事故防止のために、トラック事業者等の巡回指導等の監視強化を要請する。

外出自粛要請による利用者の減少のため、旅客運送(タクシー)業においても大幅かつ急激な売上げの減少が続いている。一部には従業員全員の解雇という事態も発生しており、旅客運送事業(タクシー)ドライバーの雇用維持を図る対策が急務である。

一方で、国内物流においては、地域でのラストワンマイル配送を担う宅配配達員などの人手が不足しており、食品や日用品の宅配増加やフードデリバリーなどの急速な需要増加が、担い手不足にさらに拍車をかけている。

ラストワンマイル物流を旅客運送事業(タクシー)が担う事で、配達員の慢性的な人手不足の解消と旅客運送事業(タクシー)の事業継続・雇用確保につなげていくべきである。旅客自動車運送事業者による貨物自動車運送事業の「かけもち」を時限的規制緩和措置によって認めるよう要請する。

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