H2O/新型コロナウイルスで中期経営計画を取り下げ
2020年11月02日 13:50 / 経営
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エイチ・ツー・オー リテイリングは10月30日、2019年5月14日に公表した現在の中期計画「GP10ー2 フェーズ2 (2019ー2021年度)」を取り下げると発表した。
今般の新型コロナウイルス感染症の拡大を契機とした劇的な社会環境・消費環境変化の現状と今後を踏まえ、新しいビジネス構造に向けての検討を進めるもの。
長期展望のもと新・中期計画(2021~2023年度)を策定、2021年5月に公表する予定だ。
2021年3月期第2四半期決算説明会資料によると、新・中期経営計画の重点ポイントは、「構造改革と財務改善」「既存事業再建」「関西顧客基盤の開発・拡大・活用による新たなグループ構造への取り組み」を柱とする。
構造改革と財務改善では、不採算事業の継続的見直しと業務改革(デジタル活用)による生産性向上と要員構造見直し、投資計画見直し(リアルとIT・デジタル)と資産売却推進を計画している。
既存事業再建では、DXによるマーケティング活動のOMO化推進を百貨店先行で実施。阪神新本店をモデル店舗化し、グループ個社への波及とグループ横串の展開を目指す。また、伸び代のある神戸阪急・高槻阪急の再建を進める。
関西顧客基盤の開発・拡大・活用による新たなグループ構造への取り組みでは、デジタル接点強化・拡大による顧客開発や顧客データバンク化と活用を実施する。
また、OMOによる既存事業活性化と新事業領域拡大を進め、マーケティング・サービス開発力強化やIT・デジタル基盤強化、地域貢献軸の独自のCSR活動の強化を進める。
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