流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。

アーバンリサーチ／ECに不正アクセス、31万人の会員情報流出

2021年03月10日 10:00 ／ 経営

アーバンリサーチは3月10日、公式オンラインストアに対し、外部からの不正アクセスが発生し、同社が保有していた顧客の個人情報（UR CLUB会員情報）が流出したおそれがあることが判明したと発表した。

なお、クレジットカード番号は含まれておらず、現時点において流出した個人情報の不正流用などの二次被害は確認されていないという。

3月8日、同社公式オンラインストアに対する不正アクセスが確認され、調査を行った結果、3月7日夜から3月8日昼にかけて不正アクセスがあり、顧客情報が流出したおそれがあることが判明した。そのため、同日、不正アクセスを行っていた特定のIPアドレス群からの通信を遮断するとともに、セキュリティ強化の対策を行った。

流出したおそれのある個人情報については、公式オンラインストア利用に際して同サイトに連携された同社UR CLUB会員情報のうち、31万7326人分。住所、氏名、電話番号、メールアドレス、生年月日、性別、会員ID、会員ステージとなっている。

対応策として、セキュリティ設定の強化とともに、 該当する可能性のある顧客に個別案内・会員資格の停止を実施。個人情報保護委員会へ報告し、問い合せ窓口を設置した。

同社は、「不正アクセスに対するセキュリティ対策を実施するとともに監視体制を強化し、再発防止に努めてまいります」とコメントしている。

■問い合せ先
TEL：0120-756-050
受付時間：10時〜12時、13時〜17時 (土日祝を除く)

関連記事

経営　最新記事

一覧

最新ニュース

一覧