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アマゾン×バロー/今夏から名古屋で生鮮食品のオンライン販売協業開始

2021年03月09日 16:10 / EC

アマゾンとバローホールディングスは3月9日、プライム会員向けサービスとして、バローHDグループのスーパーバローの実店舗で取り扱う生鮮食品のオンライン販売、最短2時間配送サービスの提供を東海地方において今夏から開始すると発表した。

<今夏から名古屋で生鮮食品配送の協業開始>
生鮮食品配送の協業開始
※アマゾン、バローホールディングス提供写真(以下同)

今夏をめどにアマゾンのWEBサイト、ショッピングアプリにおいてバローのストアをオープン。アマゾンで注文後、バローのスタッフが注文者の代わりに商品をピックアップし、アマゾンが配送するもの。

<バローのスタッフが商品をピックアップ>
バローのスタッフが注文者の代わりに商品をピックアップ

配達は、最短で注文から2時間で受け取れるという。

<配送はアマゾンが対応>
配送はアマゾンが対応

愛知県名古屋市の一部エリアにおいて開始し、配送エリアをその後順次拡大していく。まずは名古屋市内の1店舗でビジネスモデルを確立し、他地域に広げたい考えだ。

具体的なサービス開始時期、配送エリア、料金などは後日の発表となる。

同日行われたオンライン説明会で、バローHDの小池孝幸取締役は、「当社は岐阜でアイノマという事業所向けのネットスーパーを展開しているが、新サービスは都市部・名古屋での個人向けサービスであり、事業の住みわけができ競合しないと考えている。自社のルビット会員もいるが、都市部のアマゾンのプライム会員が、当社の顧客になってもらえるのも魅力。生鮮3品、PB、日用品など幅広く8000品目程度アマゾンを通じて購入できる計画だ」と説明した。

<当初名古屋の1店舗で開始、8000品目扱う予定>
当初名古屋の1店舗で開始

アマゾンは、自社の生鮮EC「アマゾンフレッシュ」、ライフとの協業により、関東、関西一部エリアでライフのストアを通じて、生鮮・惣菜などの生鮮食品のオンライン販売・配送を行っている。今回、東海地方において生鮮食品の最短当日配送のサービスを開始し、プライム会員のさらなる利便性向上を図る。

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