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ニトリ/北海道石狩市に物流センター新設、国内物流拠点を再構築

2021年05月12日 16:10 / 経営

ニトリホールディングスは5月12日、北海道石狩市に、新たな物流センター「石狩DC」を開設すると発表した。DCとは、Distribution Center(在庫保管型物流センター)の略称で、運用は、ホームロジスティクスが担当する。

<新物流センターのイメージ>
新物流センターのイメージ

国内物流拠点を再構築する一環で、石狩DCがニトリグループ物流網再構築の第1歩となる。2025年までに国内物流センターの再構築を進め、今後もニトリグループが一体となり、更なる利便性向上に取り組む。

これまでは北海道内での物量増加に対応するため、札幌DC建屋の増設、外部倉庫の賃貸借契約、他の物流センター拠点との在庫分散などを行ってきた。

今後もニトリ店舗の出店加速、ライフスタイル変化に伴うEC需要拡大など、物量に見合う入出荷機能の拡充、商品輸送によるCO2排出抑制やコスト削減を図るべく、札幌DCより延床面積を広く確保できる石狩DCに機能を移転する。

石狩DCは、札幌DC(札幌市手稲区)から11kmほどの距離に立地する。また、札幌圏に位置する立地環境や優れたアクセス性を持つ石狩湾新港に至近しており、北海道の物流拠点として広域配送にも最適な立地となっている。

ニトリでは扱う品目数の90%以上を海外から調達しているため、海外から国内物流センターまで物流の効率向上効果を見込んでいる。

■施設概要
名称:石狩DC(仮称)
住所:北海道石狩市新港南2丁目725-2
構造:S造、耐震構造、地上1階建
敷地面積:104,664m2
延床面積:76,786m2
着工時期:2021年5月24日予定
竣工時期:2022年5月30日予定

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