イオン/DHCの差別的言動削除で取引継続を表明
2021年06月02日 10:20 / 経営
- 関連キーワード
- イオン
イオンは6月2日、ディーエイチシー(DHC)に対する自社の対応について発表した。
グループの取引先であるDHCのホームページに掲載されていた文章の内容に関連して、多数の意見や問い合わせがあったことに対応したもの。
イオンでは、DHCに対し、同社の考え方について確認していた。DHCからは、「本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律」の趣旨を踏まえ、5月31日をもって、DHCホームページに掲載されていた人権に関わる不適切な内容を含む文章を削除する旨の回答があり、同日に同社ホームページから該当文章が削除されたことを確認した。
合わせて、イオンは、5月31日に削除するまでの間、同社ホームページに人権に関わる不適切な内容を含む文章が掲載されていたことについての非を認め、該当発言を撤回すること。また、同社が今後同様の行為を繰り返さないことを確認した。
DHCの対応をふまえ、イオンは、DHCが、イオンの定める人権基本方針に賛同、理解したものと判断し、同社との取引を継続するという。
イオンは、「お客さまを原点に平和を追求し、人間を尊重し、地域社会に貢献するという基本理念に基づき、いかなる差別にもくみしない。個人の多様な価値観・個性・プライバシーを尊重し、人種・国籍・民族・性別・年齢・出身地・宗教・学歴などを理由とした差別を一切行うことなく、今後も取引先を含む、すべてのパートナーとともに、人権が尊重される豊かな社会の実現を目指す」という。
経営 最新記事
一覧最新ニュース
一覧-
- ローソン/デリバリー事業拡大、売上10万円越えの店舗も
- 04月19日
-
- 冷凍食品/23年国内生産量は3.3%減、値上げが影響
- 04月19日
-
- ファミマ/店舗の勤務シフト・スケジュールを自動作成に
- 04月19日
-
- ハラカド/デジタル免税カウンター稼働開始
- 04月19日
-
- ユニクロ/ローマに新店舗オープン
- 04月19日
-
- ワッツ/長野県松本市のラ・ムー梓川店内に新店舗オープン
- 04月19日