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ニトリHD/IT新会社「ニトリデジタルベース」設立

2022年03月31日経営

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ニトリホールディングスは4月1日、ニトリグループのIT・デジタルをリードする新会社「ニトリデジタルベース」を設立する。

「ニトリデジタルベース」は、デジタルトランスフォーメーションによる新たな購買体験の提供、グループの強みである広範なバリューチェーンの効率化を実現することを期待した組織。さらに、グローバル事業その他事業領域拡大に向けた大規模プロジェクトを多数計画し、「デジタルベース」は中核的な役割を担う計画だ。

将来への大きなチャレンジに向けて、優秀なIT・デジタル人材がエンジニアとしての成長を実感し、キャリア形成を実現できる環境を提供すべく、「デジタルベース」においては、新たな働き方を実現する。

まず、成果に応じてより高い水準の報酬を可能にする報酬制度を採用。フレックス、リモートを始めとして、ワーク・ライフ・バランスの充実を図りながら、創造的な活動に集中できる働き方を実現する。

また、IT・デジタル人材の新たな「ベース」として、目黒通りに新拠点を開設する。4月27日に開業予定の「目黒通り店」に併設し、エンジニアが最高のパフォーマンスを発揮できる「つながること」をコンセプトとしたオフィスを展開する。さらに、「デジタルベース」では、設立の4月1日から、キャリア採用の募集を開始する。

<目黒新オフィスイメージ>
目黒新オフィスイメージ

これまでグループは、「住まいの豊かさを世界の人々へ提供する。」というロマン(志)を実現するべく、製造物流IT小売業という独自のビジネスモデルを構築した。そのビジネスモデルを支えているのが、自社で内製してきたシステムだという。2032年3000店舗、売上高3兆円というビジョン達成に向けたグローバル事業とその他事業領域拡大にあたり、IT・デジタルへの期待はますます大きくなっている。

今回、強みを支えてきた情報システム・業務システムを「ベース(基盤)」として、小売業の先例にとらわれない革新技術の積極的活用を図り、ニトリグループ全体としてのデジタルトランスフォーメーションを加速する。

その実現に向けて、業界の垣根を超えてIT・デジタル人材、データサイエンティストが国内外から集結する「ベース(拠点)」にしたいとの思いをこめて、社名を「ニトリデジタルべース」としたという。

白井俊之社長は、3月31日に開催した決算会見で、「ニトリデジタルベースでは、グローバル・大規模プロジェクトへの参画による新たな購買体験の実現、グローバルサプライチェーン改革等を目指す。そのため、先例にとらわれない革新技術活用に取り組む」と新会社の概要を解説した。

<似鳥会長>
似鳥会長

似鳥昭雄会長は、「現在もニトリの情報室で人を採用しているが、北区の東京本部よりも目黒の方が人が採用しやすい面がある。また、別会社だと社長をはじめ役付きの人が生まれて、働く人の夢が広がる。さらに、当社のシステムは前例がないものが多く、外注では作れない。結局、自分たちで作るしかない。前例がないシステムが開発できれば、そのシステムを外販することもできる。現在の情報室の人員は、自社人材と外部人材が半々だが、もっと自社人材を増やす。将来的には、500人、1000人といった規模に拡大することを見据えた新会社と考えている」とニトリデジタルベース設立の経緯を説明した。

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