富士薬品/茨城県牛久市と「包括連携協定」締結

2022年12月14日 10:40 / 経営

医薬品の研究開発から製造・販売までを行う複合型医薬品企業の富士薬品は12月14日、茨城県牛久市と健康増進に関する包括連携協定を締結した。

牛久市は2022年3月に「うしく健康プラン21(第3次)」を策定し、地域住民の「健康づくり」に取り組んでいる。富士薬品は協定により、主力事業の配置薬によるセルフメディケーション支援を通じて、牛久市の地域住民の「健康づくり」を後押しし、地域社会の活性化に寄与することを目指す。

<左から、富士薬品 山室伸二配置営業統括部次長、根本洋治牛久市長>
富士薬品

富士薬品は牛久市と連携し、配置薬の特長を生かして地域住民の「健康づくり」を支援するとともに、防災・災害対策など地域の課題解決に貢献する。厚生労働省の定めにより、富士薬品の配置薬販売の営業員は原則として、登録販売者の資格を有している。この専門知識を生かして、セルフメディケーションの強化のためOTC医薬品の適正使用をはじめ、地域住民の健康意識の向上につながる情報提供を行う。

また、配置薬を契約するお客のもとへ訪問する際、牛久市とのハブとなり、健康情報の提供や健康診断の呼びかけ、事故防止・病気予防の啓発などを行う。また、熱中症などの季節ごとの事故防止・病気予防の啓発を目的としたセミナー・イベントなども、牛久市と共同で実施する検討をする。

災害発生時には、市役所・市施設などへ防災備蓄品を無償提供する。また、配置薬を契約するお客に向けて、医薬品とともに災害時に欠かせない防災グッズ・備蓄品を要望に応じて用意するほか、牛久市からの防災・災害対策に関する情報を届ける。

そのほか、高齢者等の見守りに関する取り組みにおいても連携し、牛久市の住みやすいまちづくりに向け、牛久市と継続的に取り組みを協議する。

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