サマンサタバサ/従業員に対する冬季賞与を不支給
2023年12月13日 10:05 / 経営
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サマンサタバサジャパンリミテッドは12月12日、従業員に対する冬季賞与を不支給とすると発表した。
同社は現在、業績向上を掲げ、2024年2月期において全方位的な構造改革(リボーン計画)に着手し、着実に実行してきた。さまざまな施策の実行に伴い、いち早く成果が表れてきた施策もあるが、全社的には厳しい業績となっており、引き続き12月、1月の最大商戦に向けて業績の向上に日々努めている。
こうした状況を鑑み、これまで冬季賞与の取り扱いについて議論を重ねてきたが、改めて手元流動性の確保を経営の最優先課題と認識し、2023年12月に支給する予定であった賞与を支給しないことを決定したという。
また、同日、2024年2月期通期連結業績予想を下方修正した。売上高236億4000万円(前回予想比9.5%減)、営業損失10億5000万円(前回予想は4億3000万円の営業利益)、経常損失14億6600万円(2億4100万円の経常利益)、親会社株主に帰属する当期純損失11億4000万円(3億2600万円の当期利益)とした。
2022年下期以降、サマンサタバサ事業、フィットハウス事業において「Reborn計画」のもと全方位的な構造改革に着手し、製造・販売コストの削減は順調に進んでいるため、販売費・一般管理費節減に一定の成果を得られる見込みとなった。
しかし、暖冬の影響等で見込んでいたお客の来店数が全体として大きく下回る結果となり、計画の約8割程度にとどまる見通しとなった。続いて経常利益、当期純利益も売上高未達の影響を大きく受ける見通しとなった。
第4四半期も、これらの状況を踏まえて直近の売上高推移と合わせ保守的に想定し、これに伴う製造・販売コストを見込んだうえで、これに加えて、2023年12月支給予定だった賞与の不支給、12月15日契約締結の固定資産の譲渡に伴う固定資産売却益8200万円を反映した結果、取締役会において2024年2月期通期連結業績予想の修正を決議するに至ったという。
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