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ロフト/3月1日から買い物袋を全面紙製に切替え

2024年01月18日 10:28 / 経営

ロフトは3月1日から、ロフト全店(国内157店舗・2024年3月1日時点) で全てのポリエチレン製の有料買い物袋(ショッパー)5種類を廃止し、紙製の袋に統合・切替える。2月15日から、「銀座ロフト」「渋谷ロフト」で紙製の袋を先行導入する。

<紙製品の買い物袋>

新しい紙袋のショッパーは、FSC認証・ボタニカルインク仕様で、5サイズ各33円で販売する。また、GRS認証リサイクル不織布新ギフト袋7サイズ各55円/各110円を販売する。

<GRS認証リサイクル不織布新ギフト袋>

また、ロフトオリジナルビッグエコバッグ1サイズ(550mm×750mm×180mm)を550円で提供する。

<ロフトオリジナルビッグエコバッグ1サイズ>

これまで、2019年銀座ロフトグランドオープン時には、環境視点からエコバッグ推進を目途に、ロフトオリジナルエコバッグの販売や300種類以上の国内以外のエコバッグの集積売場を提案・展開するとともに、銀座ロフト限定で5種類の買い物袋(ポリエチレン製ショッパー)を3種類の紙袋に切替える試み、包装不要のお客へのロフトアプリのエコスコアシステム(ポイント付与)の全店導入など、マイバッグ推進の取組みを行ってきた。

そして、現在全店で使用している有料買い物袋(ショッパー)は、環境問題の意識の高まりやSDGs視点を踏まえて、2020年買い物袋の有料化を機にバイオマス30%の素材に変更、紙袋については、FSC認証の紙を使用、インクはボタニカルインク仕様への切替えを実施している。

今回の切替えにより、2023年(2023年1月~12月)1年間のロフト全店でのポリエチレン製買い物袋(ショッパー)5種の使用枚数約600万枚は、新・ショッパー(紙袋)5種類に統合移行する。また、現行の有料ギフトポリ袋については、リサイクル不織布(GRS認証)を使用した新ギフト袋(7種類)に切替える。

ロフトは、セブン&アイグループの環境経営方針である「GREEN CHALLENGE 2050」のもと、環境・社会価値創造に向けて、2021年秋より「ロフト グリーンプロジェクト“雑貨のチカラで暮らしと地球をしあわせに。”」をスローガンとし、「できることから。環境を考えるきっかけに。」を合言葉に、店舗を回収拠点とした化粧品容器・ペン・繊維などのリサイクルプログラムや環境配慮型の商品やサービスの提案、取引先やお客とともに雑貨店ならではの取り組みを行っている。

今回、脱プラスチックの取り組み視点から、ポリエチレン製の有料買い物袋(ショッパー)5種類を廃止し、新・紙製袋5種類への全面切替えをするという。

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