ベイシア/初のリサイクル拠点「前橋エコセンター」開設
2025年11月25日 14:05 / 経営
ベイシアは11月25日、群馬県前橋市に同社初のリサイクル拠点「前橋エコセンター」を開設した。
同施設は、店舗で回収したペットボトルや空き缶、発泡スチロールなどの資源を集約・加工し、再資源化を推進することで、環境負荷の軽減と資源価値の向上を目指すもの。
これまで同社では、店舗で発生するペットボトルや発泡スチロールを外部業者に委託して処理していたが、前橋エコセンターの開設により、自社で集約・加工する仕組みを整え、資源の価値を最大限に高めることを目指す。
具体的な取り組みとしては、「ペットボトル・空き缶・発泡スチロールの回収・加工」、「段ボールの圧縮・ベール化(俵状や箱状の塊にすること)による効率的な再資源化」、「発泡スチロールのオゾン水洗浄による再利用」、「古紙ベーラー、缶選別機、発泡スチロール減容機などの導入による資源価値の最大化」を行う。
従来は廃棄物として処理していた資源を循環させることで、廃棄物削減や資源の有効活用につながることが期待される。同時に資源売却益を創出しながら廃棄物処理費用を削減し、持続可能なビジネスモデルの構築につなげていく。
■前橋エコセンター
所在地:群馬県前橋市(前橋物流センター隣接)
稼働開始日:2025年11月25日
対応店舗数:ペットボトル・缶類・発砲スチロールは2025年11月25日から57店舗で回収開始。段ボールは順次拡大していき、2026年1月までに57店舗での回収予定
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