大創産業/ビックカメラ新宿東口店に3業態複合店オープン、最旬商品そろう広告塔
2024年10月01日 13:39 / 店舗レポート
大創産業は10月2日、「DAISO(ダイソー)」、「Standard Products by DAISO(スタンダードプロダクツ バイ ダイソー、以下:Standard Products)」、「THREEPPY(スリーピー)」の複合店をビックカメラ新宿東口店(東京都新宿区)にオープンする。1日報道向け内覧会を開催した。
新店舗は、新宿駅地下直結のビックカメラ新宿東口店8階に登場。同社の広告塔として最新・最旬の品ぞろえとなっている。他店舗に先駆けて、先行発売商品も多数そろう。ビッグカメラに新たな客層を誘致し、相乗効果で館全体を盛り上げたい考え。
新宿エリアには約132~561m2のダイソー10店舗、Standard Products1店舗を展開いるが、新宿区で3ブランド複合店、スリーピーの出店は初めて。
同社は3業態複合店の全国47都道府県への展開を計画しており、海外出店も強化している(9月末現在日本で24県、海外ではシンガポール、台湾に出店済み)。
約1666m2の店内は、ゆったりと買い回りのしやすいレイアウトになっており、定番の日用品のほか新宿駅を利用するワーカーに向け、文具、インテリア、アクセサリーなどトレンドを意識した商品が充実している。
ダイソー約5万種、Standard Products約2700種、スリーピー約3500種の商品がそろう。
若年層を意識した商品として、ダイソーでは、初の取り扱いとなる「ブラインドボックス(箱入りフィギュア)」を限定販売(なくなり次第終了)。コレクションを展示するためのケースや、テープライトといった飾り方の提案もしている。
「推し活」グッズは、バッグ前面にクリア素材を使用しているので、推しのぬいぐるみ、缶バッジ、トレカを入れて楽しめる「痛バッグ」から、推しのカラーのアクセサリーまでさまざまな商品が楽しめる。
若年層に向け、現在強化しているアクセサリーを約2000種と充実させている。子ども向けから、大人の女性も使いやすいパール使いのアクセサリーも取り扱う。
推し活グッズやアクセサリーコーナーなどに約3台、小型のデジタルサイネージを導入。インスタグラムのリール動画のサイズに合わせた縦型で、グッズの使い方、楽しみ方を動画で提案している。
そのほか、女性客を意識したクッションなどインテリア用品も多数販売している。
Standard Productsでは、カラーボックス11種を先行発売(税別330円~550円)。ギフト需要として要望が多かったという。
ユニセックスでモノトーンやナチュラルカラーの商品が多いStandard Productsだが、カラーのタオル、バッグが人気で、新店舗でも取り扱いを充実させた。
Standard Productsでは、香りやグリーンといった家での時間を充実させる商品が人気。新店舗では、「コーヒーミル」やステンレスの「ドリップポット」を導入し、コーヒー関連の商品を強化している。コーヒーミル・ドリップポット各770円。
スリーピーでは、韓国トレンドを意識したチェックのキルティングでできたランチバッグ、ヌーディカラーのクッション(300~500円)などを用意。『アナと雪の女王』デザインのシリーズは、全38種類のうち25種(330円~770円)を先行販売する。
<『アナと雪の女王』デザインのシリーズ>
(C)Disney
なお、イラストレーター・絵本作家として活動する村上信理(むらかみしんり)さんとのコラボレーションを開始。新宿をモチーフにしたオリジナルデザインのトートバッグを10月25~27日に、税込み1200円以上購入でプレゼントする(数量限定)。同店でのコラボレーションを機に、今後も主要店舗のオープン時に村上信理さんデザインのオリジナルトートバッグが登場する予定だ。
■新店舗概要
オープン日:10月2日
所在地:東京都新宿区新宿3-29-1 ビックカメラ新宿東口店8階
店舗面積:
DAISO ビックカメラ新宿東口店(約1180.2m2)
Standard Products ビックカメラ新宿東口店(約320.7m2)
THREEPPY ビックカメラ新宿東口店(約165.3m2)
営業時間:10時~22時
休業日:なし
取材・執筆 鹿野島智子
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