CGCジャパン/25年は加盟企業の協業を深化
2025年01月16日 14:25 / 経営
シジシージャパンは2025年、加盟企業の協業を深化させる。
直近では、リオン・ドール コーポレーションのスーパーサテライトシステムについて、加盟企業間での情報共有が進んでいる。
同システムは、2016年から本格的に開始した母店・子店方式による合理化策。母店で商品発注、総菜の商品化などを行い、過疎地にある子店の作業項目を極力減らし、黒字化を図るもの。
子店には店長を置かず、パート・アルバイト2~3人のみで、330m2程度の店舗を運営する仕組みとなっている。
2023年から加盟企業向けに、同社の小池信介社長が勉強会を開催している。2024年8月に、勉強会に参加した企業で進ちょく報告会を実施。2025年2月にも同様の会を開く。
同社の成功事例の導入だけでなく、プロセスセンターの共同利用など各社で与件に応じて、さまざまな取り組みが生まれているという。
1月15日開催されたCGCグループ・アソシエイツ会 新春合同総会で、松本偉社長は「地域と企業の未来を考え、加盟各社でさまざまな連携・統合・合併などを検討する」と述べており、リオン・ドールのような好事例をテコに、グループ内の協業が一層加速しそうだ。
取材・執筆 鹿野島智子
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