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自転車専門店のあさひは1月4日、au損害保険と共同で、自転車小売業界初のオリジナル自転車保険「サイクルパートナー」を提供すると発表した。
あさひオリジナルの保険で、2月下旬から全国約420店のサイクルベースあさひの店頭で案内する。
ケガの補償を自転車搭乗中などに限定することで、本人タイプが月々150円での加入しやすい保険料を実現した。
個人賠償責任は最大1億円で、日常生活全般の賠償事故を補償する。万一、加害者になってしまった場合にも、お客に代わって相手側と交渉する示談代行サービス(賠償事故解決特約)をつけた。
サイクルベースあさひの店頭で案内するリーフレットの手順に沿ってインターネットで申し込みを受け付ける。オンラインで手続きが完結するため再度、来店する必要はなく、申込み後すぐに補償開始となる。
昨今、約9500万円の高額賠償判例(13年7月神戸地裁)や、兵庫県の自転車保険義務化(2015年10月)など、社会的に自転車保険の普及が大きな課題となっている状況がある。
これまでも安全な自転車の販売・整備活動に加え、自転車購入者への自転車向け保険のプレゼントなどを通じ自転車の安全・安心のための自転車保険の認知向上に努めていた。
お客からのさまざまなニーズを受け、au損保とともに、シンプルでわかりやすい自転車保険を開発するに至った。
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