ドンキホーテHD/大田区のダイシン百貨店をMEGAドン・キホーテに改装

2016年03月31日 22:43 / トピックス商品店舗

ドンキホーテホールディングスは3月31日、東京都大田区の「ダイシン百貨店」を5月上旬に閉店し、ダイシン百貨店が運営する「MEGAドン・キホーテ」として、6月下旬にリニューアルオープンすると発表した。

<ダイシン百貨店>
ダイシン百貨店

ダイシン百貨店は「信濃屋」として1948年に創業し、1964年に現在の商号に変更するとともに、東京都大田区に「ダイシン百貨店」を開店した。

高度経済成長期には多店舗化し、年商350億円超まで急伸するなど、地場の百貨店として地域の人々に支持されてきたが、近年では経済状況の変化やお客のニーズの多様化により業績が悪化し、2004年には現在の1店に事業規模を縮小した。

こうした状況の中、ダイシン百貨店からの救済支援要請により、2015年3月から、ドン・キホーテとダイシン百貨店は業務提携し、再びお客の支持を獲得するための店舗作りを模索してきた。

しかし、2016年1月期は年商53億円・経常赤字8000万円まで業績が落ち込むなど、店舗の存続が難しい経営状況となった。

今後、ダイシン百貨店はドン・キホーテグループの一員として、営業手法・商品構成・従業員教育・資金管理などを全面的に見直し、地域のインフラとして、なくてはならない店舗の維持・再建を目指す。

新店舗はドン・キホーテグループが持つ、ワクワク・ドキドキしながら買い物自体を楽しむ「時間消費型店舗」のビジネスモデルのほか、店舗規模や店舗構造にとらわれることなく、立地や商圏に最も適した店舗作りのノウハウを最大限活用し、地域の人々に末永く利用される店舗づくりを目指す。

店舗概要
所在地:東京都大田区山王3-6-3
交通:JR大森駅から徒歩10分
営業時間:1階8時~翌3時
2階・3階8時~23時
売場面積:11,067m2
建物構造:鉄骨造5階
商品構成:生鮮食品、酒、日用消耗品、家庭雑貨品、衣料品など

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