松屋銀座は5月18日、7階呉服売場に「ゆかた」売場を開設した。
今年のゆかたの売上目標は前年比17%増の1億円。年々ゆかたの売上は伸びており、2014年度は35%増、2015年度は15%増だった。
7階呉服売場では、約10ブランド350枚のゆかたを展開。最盛期に向け、7月20日~8月1日は、1階スペース・オブ・ギンザに「GINZAゆかたステーション」を開設し、約20ブランド1000枚(前年比10%増)を展開し、銀座地区最大級の売場を展開する。
今年のゆかたの中心価格帯は3万5000円~4万円で、ゆかた、帯、下駄の一式の中心価格帯は5万9000円~6万5000円とした。
ターゲット層は、30代~40代の男女で、商品単価は、昨年よりも1000円~3000円程度アップした。
ゆかたは、花火大会だけでなく女子会、デート、パーティーシーンなど昼夜問わずゆかたを着るシーンが増え、買う目的が多様化しているという。
メンズゆかたの売上が上昇しており、2015年は27%増と大きく伸長した。今年は、女性とペアで着られるゆかたも充実させた。
そのほか、男性向けの定番柄を女性用に仕立てたり、女性向けの定番柄を色を変えて男性用に作った、ジェンダーレスゆかたも投入した。
昨年からは、訪日外国人向けのゆかたも投入。2015年のゆかたの免税売上高は25%増となった。
今年は、入社1~2年目の若手社員を中心とした有志社員で結成した「ゆかた応援隊」の団結式を実施。ゆかた応援隊は、ゆかた売場以外の売場でも勤務しており、期間中、各売場でゆかたを着た接客でゆかたをアピールする。
8月に開催される銀座地区の毎年恒例のイベント「ゆかたで銀ぶら」に向けて、銀座界隈の名店とも連携し、ゆかた商戦を盛り上げて行くという。
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