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日本マクドナルド/定番バーガー15種類にトッピング、285の裏メニュー

2016年06月09日 15:39 / トピックス商品

日本マクドナルドは6月15日~7月上旬、「マックの裏メニュー」キャンペーンを開催する。キャンペーンに先立ち9日、都内で発表会を開催した。

<マックの裏メニュー>
マックの裏メニュー

ダブルチーズバーガー、チキンフィレオ、てりやきマックバーガーなど15種類の定番ハンバーガー(税込100円~520円)に、ハラペーニョ、クリームチーズソース、スモークベーコン(各40円)のトッピングをすることで、285の裏メニューを提案する企画。

トッピングの組み合わせは自由で、最大で3つまでのトッピングに対応する。

<285通りの組み合わせ>
285通りの組み合わせ

3月31日から開始したハンバーガーのおいしさと楽しさと愛を届ける「BurgerLove(バーガーラブ)」の取り組みの一環。

バーガーラブはハンバーガーを通じた楽しく驚きのある店舗体験を提供することを目的に、期間限定メニューを提供してきた。

<バーガーラブで投入した商品>
バーガーラブで投入した商品

4月6日からは「グランドビッグマック」、4月27日からは「クラブハウスバーガー」、5月25日からは「ロコモコバーガー」を投入している。

今回は、定番ハンバーガーの美味しさを改めて伝えるために、期間限定でトッピングを加えることで、これまでに体験したことのない新たな味との出会いや体験を提供する。

<おすすめメニュー>
おすすめメニュー

トッピングの組み合わせに迷うお客もいることから、売れ筋のハンバーガー3種類で、おすすめの裏メニューを用意した。

てりやきマックバーガーにハラペーニョ、チキンフィレオにクリームチーズソース、ダブルチーズバーガーにスモークベーコンを組み合わせたメニューを訴求する。

<各店舗も独自おすすめメニューを提案>
各店舗も独自おすすめメニューを提案

全国の約2900店で実施する企画で、各店舗でも独自に、おすすめメニューを提案。メニューを注文するときに、クルー(店舗スタッフ)とお客のコミュニケーションが生まれる工夫をした。

裏メニューを担当した若菜重昭メニューマネージメント部上席部長は「組み合わせの視点は、チーズにチーズ、ベーコンにベーコンのように、すでに入っている食材にかぶせることで、よりリッチな味わいにするものと、まったく異なる商材を組み合わせることで、意外な味わいを楽しむものがある」と語る。

<若菜部長(右)>
若菜部長(右)

より刺激的な味わいを求め、日本マクドナルドでははじめて、輪切りでスライスたハラペーニョを使用。クリームチーズソースは、キャンペーンのためにオーストラリア産とニュージーランド産の商品を新たに作成した。

スモークベーコンは、4月に一新した定番商品でも活用しているベーコンを活用する。

若菜部長は「商品を体験してもらう施策として、クラブハウスバーガー、ロコモコのようにこれまでにない商品と、ビックマックをブラッシュアップしたグランドビッグマックや今回の裏メニューのように定番を軸とした施策がある。今後も定番商品にもスポットをあてた提案をする」と語った。

<商品の組み合わせ例>
商品の組み合わせ例

これまでも、マクドナルドでは、ピクルス抜きのハンバーガーなど、お客の要望に対応したメニューを提供していた。

期間限定で実施したトマトを増量するキャンペーンを除き、これまでは既存メニューから素材を抜く対応をしていた。新たに、食材を加えて、お客にオリジナルメニューを提供するのは、はじめての試みとなる。

285通りのメニューを提供するにあたり、店頭の注文の受注から商品作成、受け渡しまでの店舗オペレーションを検証。

テストキッチンと実店舗での実験で、定番メニューと比べて提供時間に大きな差が生まれないことを確認してキャンペーンの実施に至った。

バーガーラブの取り組みは年間を通じて行うもので、今後も、話題性のある複数の期間限定商品を投入し、来店機会を増やしていきたいという。

■マックの裏メニュー
http://www.mcdonalds.co.jp/campaign/uramenu/index.html#

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