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伊藤忠商事/米国「PSYCHO BUNNY」ブランドを展開

2016年07月27日 15:06 / トピックス商品店舗

伊藤忠商事は7月27日、日本市場における「サイコバニー(PSYCHO BUNNY)」ブランドのアパレルと服飾雑貨分野におけるマスターライセンス権を取得したと発表した。

<店舗イメージ>
店舗イメージ

2017年春夏シーズンから本格展開を開始する。新たに展開を開始するアパレル分野については、子会社であるジョイックスコーポレーションの直営店での販売に加え、百貨店、ファッションビルなどへの出店を加速させ、5年後には30店へと拡大する計画だ。

既存アイテムについても、引き続き百貨店を中心に展開を拡大していき、ブランド全体として、初年度で小売上代ベース20億円、5年後には40億円の売上を目指す。

2017年春夏シーズンの「サイコバニー」主なアイテムと小売販売価格は、ジャケット30,000円~40,000円、パンツ15,000円~20,000円、ポロシャツ14,000円~16,000円、カットソー5,000円~26,000円、シャツ16,000円~20,000円。

「サイコバニー」ブランドは、英国の老舗ブランド「ターンブル&アッサー」で修業を積み、「ポロ・ラルフローレン」ブランドのネクタイデザイナーを務めたロバート・ゴドレー氏が2005年に米国で創設したネクタイ発祥のファッションブランド。

トレードマークに「バニー(ラビット)」と「スカル」をシニカルにマッチさせたデザインを用い、トラッドやプレッピーなどに代表されるトラディショナルなテイストをベースに、古くて新しいエレガントな雰囲気を打ち出し、展開後すぐにニューヨークで人気に火がついた。

その後、ポロシャツやTシャツなどのアパレル分野へと展開アイテムを拡充、現在米国では、ブルーミングデールスやノードストロームなどの大手百貨店を中心に展開を拡大している。

日本市場では、2005年の展開開始以来、高感度なメンズファッションブランドとしてアパレルを中心に百貨店やセレクトショップなどを通じて販売されてきた。

伊藤忠商事は、2014年秋冬シーズンから、インナーウェアと服飾雑貨分野のマスターライセンス権を取得し、ライセンス展開を行っている。

今回、主力アイテムであるアパレル分野のマスターライセンス権を取得し、ブランドのイメージを総合的に打ち出していくことで、日本市場における「サイコバニー」ブランドのさらなる価値向上と認知度拡大に向けてブランディングを強化する。

なお、2017年春夏シーズンの展示会については、ロバート・ゴドレー氏が来日する2016年10月に開催する予定だ。

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