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カフェチェーン利用/1位「ドトール」4位「コメダ」、高級ラテにニーズ

2018年05月09日 17:30 / トピックス

TPCマーケティングリサーチは、この1年間でカフェチェーン店を利用し、かつラテ系コーヒーを飲んだことがある20代~60代を対象にアンケート調査を実施、その結果を発表した。

<カフェチェーン店の利用頻度>
カフェチェーン店の利用頻度

カフェチェーン店の利用頻度では、「2~3ヶ月に1回程度」が22.4%で最多となった。次いで、「月に1回程度」が21.8%、「月に2~3回程度」が20.0%と2割台で続いている。

「週に1回以上」利用した人を「ヘビーユーザー」、「月に1~3回程度」を「ミドルユーザー」、「2ヶ月に1回以下」を「ライトユーザー」と定義すると、「ヘビーユーザー」は22.3%、「ミドルユーザー」は41.8%、「ライトユーザー」は35.7%となる。

カフェチェーン店の利用者には「ミドルユーザー」が多いといえる。

ヘビーユーザーの割合をみると、男女別では、「男性」が28.8%、「女性」が15.7%となった。

年代別では、「20代」が28.0%で最も高く、次いで「40代」が23.4%で続いている。

チェーン別では、「ドトール」が26.4%で最も高かった。次いで、「スターバックス」が25.0%、「タリーズ」が19.2%、「コメダ」が11.5%などで続いている。

このことから、「男性」「20代」「ドトール利用者」はヘビーユーザーがより多いといえる。

<カフェチェーン店のコーヒーの満足度>
カフェチェーン店のコーヒーの満足度

また、カフェチェーン店のコーヒーは、メニューを問わず、「味覚面」が高く評価されている。特に、「おいしさ」に満足している人は68.4%と高かった。

次に、満足点では、「おいしい」が68.4%で最多となった。次いで、「手軽に楽しめる」が37.8%、「香りが良い」が34.9%、「価格が安い」が24.5%、「好みの濃さである」が23.7%、「量がちょうど良い」が20.8%で続いている。

<今後カフェチェーン店のラテ系コーヒーに望むこと>
今後カフェチェーン店のラテ系コーヒーに望むこと

さらに、理想のラテ系コーヒーの味わいとしては、コーヒーの「香ばしい香り」や「マイルドな酸味」であることが明らかになった。

今後カフェチェーン店のラテ系コーヒーには、「生乳100%のミルクを使っている」ことを希望する人が43.2%で最多となった。次いで「ミルクの量が選択できる」が35.5%、「高級なコーヒー豆を使っている」が30.3%。「生クリームを使っている」が26.8%で続いている

カフェチェーン店のラテ系コーヒーに対して、「ミルク」に関するニーズが強く、中でも生乳や生クリームといった付加価値や量の選択を求める人が多いことがわかった。

ラテ系コーヒーに関して、「多少価格が高くても、おいしいものを飲みたい」という意向が強く、高級なコーヒー豆を使用したものを望む人も多くみられた。

■調査要覧
調査対象:この1年間でカフェチェーン店を利用し、かつラテ系コーヒーを飲んだことがある20代~60代の男女
調査方法:WEBによるアンケート調査
調査エリア:全国
調査実査日:2018年3月27日~3月29日

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