明治/ムンディファーマ、シオノギに対する不正競争行為等差止仮処分を申し立て
2016年02月09日 19:12 / 経営
明治は2月9日、同日付でムンディファーマとシオノギヘルスケアに対して、不正競争行為差止等の仮処分命令を求めて、東京地方裁判所に申し立てを行った、と発表した。
2015年12月、明治グループは2016年3月31日で「イソジン」商標ライセンス契約終了と一般用医薬品におけるポビドンヨード製剤の薬事上の製造販売承認をムンディファーマへ移管することを発表した。
また、2016年4月からは、明治が商標登録している「カバくん」をパッケージに使用した「明治うがい薬」などのポビドンヨード製剤16品目の販売を予定している。
明治は、2016年4月に「イソジン」商標を新たに付したポビドンヨード製剤を販売予定であるムンディファーマとシオノギヘルスケアに対し、明治グループが長期にわたり使用し、商標登録している「カバくん」に類似したキャラクターを使用した商品の製造販売を行わないように求めてきた。
しかし、ムンディファーマとの2度にわたる書面でのやり取りを通じても、明治の申し入れが実現されないと判断せざるを得ないため、東京地裁に本件申し立てを行ったとしている。
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